いや、もちろん俺の話じゃないっす(^^;;
仕留めたのは、この間、今期最後の鴨猟に同行してくれた先輩猟師さんです。
鴨猟からの帰りに、今岡の方から落合を抜けて我が家に向かっている途中、田んぼの中に何やら茶色い物体が・・・
俺の同級生のAヌマくんちの近くの田んぼ。
カラスが二、三羽で突ついているから、狸かなんかの死骸かなあと思ったら、むくりと起き上がったそれは、30kgくらいの猪(^^;;
しかし、足元がおぼつかない。病気なのか、相当弱っている。
まるで馬のたてがみのように背中の毛だけ立ってるなあと思ったら、ダニ由来の疥癬という皮膚病で背中の毛以外は全て抜け、象のような皮膚が露出していた。
こりゃ毛による保温もできないし、冬を乗り切るのは厳しいよなあ・・・と思った。
田んぼにいるんで、散弾銃もってたら撃っちゃうんだけど、島田川で鴨を撃ってたので、空気銃しか持ってない。残念(^^;;
ただ、俺のエースハンターじゃ絶対無理だけど、先輩のプレチャージ銃なら急所を打てば止められそう。
ということで、害獣駆除的にほっておくのもアレのアレだねえということになり、先輩が空気銃で仕留めることに。
しかし、猪もなんとか力を振り絞って逃亡。道路を渡り近くの空き地に。
そのまま走られて民家の敷地にでも逃げこまれたら銃が使えないけど、うまい具合に山がバックストップになる位置で止まってこちらを睨みつけている。
まあ、実際、走り続けるのもしんどかったんだろう。
距離にして10数m。先輩はそのまま狙いをつけて立射。空気銃がパスっと静かな音を立てて鉛弾を発射する。
弾は猪の頭を捉えた。
・・・が、猪は驚いたように再び走り出す。民家の庭を抜け、裏の山に。
「やっぱり、空気銃じゃ効かんかったんかねえ?」と言いつつ我々も後を追う。
民家(空き家)を抜け裏山へ。
「あ、やっぱり効いてた」
先輩が指差すところを見る。
裏山のふもとの田んぼに、虫の息の猪が倒れていた。
横には、日頃田んぼに悪さをしに下りてくるときに使っているのであろうスレ(猪の通り道)が。
スレを通って山に逃げこもうとして力尽きたのだろう。
先輩が頭に二発鉛弾を打ち込んで止め。
かわいそうだか、麓に下りてくる猪は「害獣」なのでほってはおけん。
しかし、病気で弱っていたとはいえ、空気銃で猪を仕留めるケースなどそうそうあるものではない。
祖生での鴨猟はボウズだったけど、最後に思わぬ猟にぶち当たったもんだ(笑)
こんにちは。
先日はお疲れ様でした。
それはそうと、プレチャージ、欲しくならない?www
今頃の新銃は私のよりもハイパワーで狙ったところに飛んでいくよ(w)
奥様の許可が出ますように肩もみ頑張ってくださいませ!
武運長久を(^^)
先輩、こんにちわ(笑)
そりゃ欲しいのはやまやまですが、20~30万円するようなもの、肩をもんだくらいでは嫁さんの許可は出ません(^^;
1万円のエースハンターにすらいい顔してないのに(笑)
いやあ、でも、島田川で一発目を当てた後、ポンピングする間に飛ばれた時には、連発できる空気銃が欲しいなあとホント、思いました(^^;