この土曜日に、カヌースプリント競技の公認審判員の講習&試験を受けた。
来年度、中山湖で開催されるインターハイのカヌー競技で審判員をするためだ。
まあ、実際は、中央の協会から来た人が責任者となって我々はその補助をする形になるので、審判資格がなくてもなんとかなるのだろうが、現場で選手や、場合によっては監督などと話をするのに、審判資格やルールに関する知識を持っていた方がスムーズに行くだろうなというのもあって受講した。
今まで何度か大会のお手伝いをしたことはあるので、薄ぼんやりと全体の流れはわかっていたのだが、やはりこうしてきちんと各担当者の役割分担やルールについて説明を受けると、今まで何となくボヤっとしてたことが色々納得できてスッキリした。
受講してよかったと思う。
例えば、レース中のカヌーに徒歩や自転車で伴走すると失格になることなどは知らなかった。
要は、ペースメーカー的な行為は全て禁止なのである。メトロノームのようなものも、一定のペースで漕ぎ続けることを手助けすることになるので禁止である。
あと、明らかに「1位だったのに、最後は流して 2位で終え、次レースで自分が有利な組に入れるよう調整した」場合も失格である。
こういう行為をひとつのテクニックのように認めている競技もあるが、カヌーでは駄目。ま、バレないように「一生懸命やったけど、最後に抜かれて残念ながら 2位になった」という演技が出来ればいいんだけど(笑)
そうそう。スリップストリーム的な行為も、別に禁止されてない競技が多いと思うが、カヌーでは禁止である。
(コースが分かれているので真後ろに着くことは出来ないが)他の選手の 5m以内を意図的に着いて行くと失格になってしまうのだ。
まあ、野球やバレーのような球技なんかと比べるとルール自体は割とシンプルで簡単である。
年に一度しか公認審判員の試験はないらしいのだが、興味がある人は来年受けてみるといいのではないかな。
今後も、中国地方でカヌーの大会がある時は、中山湖が会場になる可能性が高いらしいので、活躍の場はあると思いますよ(笑)
そして受講後の試験。
細かい数値的な部分はルールブックを確認しても良かったので、正直、こりゃ100点満点やな、うっしっし(笑)とか思ってたんだけど 98点だった(^^;;
選手がコースアウトしてしまった時の報告書を書く記述問題があって、その中で「200m付近から5コースから6コースに入り・・・」のように書いたのだが、これ、ちゃんと「艇が6コースに入り」とか「パドルのみが6コースに入り」のように「何が」という情報を書かないといけない(^^;;これで-2点。
この日受講した10名のうち、100点だったのは二人だけ。俺を含めて残りの人は、ここを間違えた人が多かったらしい。
まあ、今回間違えたことで、本番では間違えなくなるので、それで良いのだ(^^;;
と、言い訳しときます。てへぺろ。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○