先日、夜の10時40分頃まで残業をした帰り。
微妙に最終電車に間に合わないため(本気でチャリ漕げばギリギリ間に合うかどうかだったが、間に合わなかった時のショックが大きいので諦めた(^^;)、十日市の事務所に泊まっていくことにしたのだが、この時間になると晩飯に困る。
軽く一杯やっていきたいところだが、飲み屋といえども 22:30頃がラストオーダーで 23時には閉めてしまうというところがけっこう多い。あ、俺がいく十日市、土橋界隈の居酒屋系の店ではね。
なもんで、「今日は『なか卯』でビール呑みながら牛丼でも食べるか・・・」などと思ってとぼとぼ歩いていると、焼き鳥屋の換気扇から芳ばしい良い香りが歩道上に溢れ出てる。ああ、もうたまらん、焼き鳥食べたい、「もうラストオーダー終わってて無理です」とか断られてもええから入店や!・・・と飛び込んだのが、十日市交差点近くの「焼き鳥 つくね屋」。
焼き鳥の美味しい店なんだけど、先に「福臨門」や「むらかみ」に捕まっちゃうのでなかなか行けないでいた。
しかし、この日は時間的に中華でがっつりという気分ではなかったので「福臨門」の前は素通りし、「むらかみ」は休みだったのである。
というわけで久しぶりの「つくね屋」。
入り口から覗いて、「まだ良いですか?」と聞いてみると、カウンターの向こうから元レディースの(←単なる俺の想像(笑))きれいなお姉さんが笑顔で「どーぞー」と応えてくれたので安心して入店(笑)
カウンター席には、左側にサラリーマンの上司と部下二人組。双方酔っ払ってる。右側にはけっこうケバい化粧の、服飾かネイル関係か、その手の商売をやっている感じの女性二人組。どちらのグループも賑やかに盛り上がってたので独り呑みの身としてはちょっとアウェイ感があったんだけど、もう俺の心の中は焼き鳥でいっぱいだったので構わず中央の席を陣取る。
早速、生ビール(中)500円也を注文。付き出しは枝豆。ちょっと季節外れだが枝豆旨し。
焼き鳥は「うずら玉子」140円、「せせり」160円、「つくね」160円、「しそ巻」180円を一本ずつ注文。
まだラストオーダーじゃなかったのはラッキーだったけど、こういう遅い時間に来ると人気メニューがもう終了してたりするのは悲しいんだよなあ。この日も、「もも串」などが「すみませーん。今日はもう終わっちゃいました」であった。
いやあ、しかし、ここの焼き鳥は(広島一うめぇ~!とまでは言わないけど)かなり美味い。奇をてらったものは無いが、正統的に美味いって感じ。
あ、でも、例えば「うずら玉子」なんかも塩をふるだけではなく、タレか塩ダレかで焼いてくれるところなど、どの串にも細かい工夫がされている。
大将は金髪で一見いかつい感じだが、実は接客も丁寧だし、料理にも繊細な手が加えられていて素晴らしいと思う。
金髪で荒々しい大将だったら、俺みたいな「知性と上品さだけが取り柄の紳士」は恐ろしくてなかなか訪店できんよ。そういう「まともな接客のできない」頭の悪い店主嫌いだし(笑)
この店は店主も店員も見た目は派手だけど接客がきちんとしてて、ホント落ち着くわぁ~
生ビールをもう一杯おかわりして、「きも」130円、「チキンめんたい」210円を追加。
次回はもう少し早く来て、この日頼めなかった「もも串」などをしっかり味わおうと、長男坊のために買った野球漫画「GRAND SLAM」を読みながら、独り酒の寂しさを紛らわせる俺なのであった。
電気ウナギ的○○
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