というわけで(何がというわけなのか(^^;)、長い間、社内の Web 開発・実験機&DNSコンテンツサーバとして使用していた DELL PowerEdge 830 の火を落としました。
最近は、Web 開発・実験はインターネット上にホスティングしているサーバで行っており、第三のDNSコンテンツサーバとして使用していただけだったので、思い切って Raspberry Pi 3(Raspbian) で作ったサーバに切り替えちゃったのです。
この 830 は何年使ってたかなあ。
以前はうちで DELL サーバの販売も行っていて、この 830 は確かお客さんから「830 の5年保守が切れるんだけど、もう一年だけ使いたいんで、なんとか故障時の交換部品を確保しといてもらえんか。次のサーバもお宅で買うから」と懇願され、「じゃ、うちの開発作業用マシンとして 830 の中古を買います。故障が発生した時は、この 830 を代替機として持っていきますよ。」という話で購入したんだよなあ。
当時、すでに 830 の新品は売ってなかったので、ネット上の中古サーバ専門店みたいなところで買って。
で、一年経って約束通りうちでサーバを買い替えてもらい、代替機にする必要もなくなったんで、DNSコンテンツサーバとしても使い始めたという。
色々な思い出がありますよ。
一番の思い出はアレか(^^; アレだな。
以前、うちでメンテナンスさせてもらってた(開発は広島地場の某社が行ったそうな)PHP で作られた Web システムのテスト環境をセットアップしたらサーバが固まっちゃって。
最初は HDD の障害かと思って交換作業をしたりしたんだけど症状が変わらなくて、結局、件の PHP 製システムが糞重くてメモリを食いつぶし、 OOM Killer が重要なプロセスをバンバン消していたためと判明(^^; OOM Killer、こまめに優先順位の設定とかしとかないと、OS の重要なプロセスでも容赦なく殺すからな(^^;
いやあ、うちは Perl や PHP で作ったシステムが多かったので、(重いアプリケーションサーバが動く Java なんかと違い)あまりメモリを食いつぶすようなことってなかったんで、さっと OOM Killer に考えがいかんかったわ(^^;
このシステムを初期開発した広島の某社のオリジナル(?)フレームワークが糞で、DBからレコードを取ってくるのに基本的に緩い条件で大量のレコードを取ってきて、そのレコードをプログラム内で全件なめて、ロジックで必要なレコードを抽出するという形になってた。そこでメモリを消費したんだなあ。複雑な SQL を使えない仕様になってたんよ。
最初はフレームワークの仕様に則ってうちでメンテナンス(プログラム修正等)してたんだけど、途中から仕様を無視して、直接複雑な SQL を書いて(てほど複雑でもないんだけど)、DB から必要なレコードだけ取ってくるようしたけど(笑)
まあ、現在、(うちはからんでませんが)このシステムの次期バージョン開発が「まともなフレームワーク」を元に行われているようです(笑)
あらら。変に思い出話が長くなってしまいましたが(^^;、そういうわけで、830 よ、長いことありがとう。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○