「電大のライブに行くんです」っていうと、上瀬野にある広島電機大学の学園祭に行くんですか?的反応がけっこうあったんだけど、違います!(笑)
そもそも、今は電大じゃなくて広島国際大学だし!!
電大は UNICORN(ユニコーン)のメンバーである、川西幸一(ドラム)、手島いさむ~TESTY~(ギター)、EBI(ベース)によるスリーピースバンドである。ボーカルは全員が交替で行う。
三人が広島電機大学(通称:電大)出身(TESSY(手島)とEBIは中退だけど)のため「電大」と名付けられた。
この日は、いつものライブ鑑賞仲間であるCコさん、M井さんの三人で参戦。
最近、民生よりも EBI ファンになりつつある嫁さんも行きたがっていたのだが、平日だからと断念(当日の LINE には、嫁さんから「いいなぁ」と鬼のような表情の女のスタンプが送られてきてた(^^;)。
ライブハウス全体に隈なく人の姿があったが、ぎゅっと前の方に詰めたら半分くらいの客の入りかなあ。
電大も広島は地元なんだから、地元メディア使って宣伝すればもう少し動員かけられるんじゃないかという気もするが・・・
ちなみに俺らはCコさんが Aチケをゲットしてくれたので最前列(右端の壁際だけど)で観ることができた。
・・・が、スピーカーの真ん前だったので耳にくるーーーーーー!!(^^;
TESSY も、ユニコーンの時よりギターの音をギンギンにセットしてない?鼓膜にくるーーーーーー!!(^^;
途中で、俺の後ろで観ていたM井さんと位置を変わったんだけど、変わんねえ~(^^;
演奏している曲は電大オリジナルなのでほとんどわからんかったけど、三人が UNICORN の時よりもリラックスして楽しく演奏しているのが伝わってきて、こっちも笑顔でノリノリになるって感じ。
途中で、UNICORN の曲(もちろん電大メンバーが作った曲)も演奏されて、これは俺も知ってる曲なんでさらにノリノリであった。
ところで、この日は俺たちの隣に親子連れの姿があった。小学1年生の弟と、3年生か 4年生くらいのお姉ちゃん・・・かな?それはまあ良い。
セカンドクラッチは 6才児以下の子の入場を禁止しているが、これをクリアしていれば子供を連れてくるのは全然OKだ。子供を預けるところが無いので仕方なくって場合もあるだろうし。
しかし、この大音量って、子供たちの耳には大丈夫なん?それが心配だった。
それと、子供たちに電大のメンバーが優しいのだ。
TESSY はライブ序盤からスピーカーのすぐ前に子供がいるのを気にして大丈夫かと声をかけていたし、最後に子供にピックやドラムスティックを手渡ししていた。
いや、それは良い。子供には大人のやさしさを見せてやるべきだ。それがその子のやさしさとして伝播していく。やさしくされた子供はやさしい大人になる。
しかーし、さらにこの子たちの父親は、最後に TESSY が投げたピックをも手にしたのである。
俺の左手が届くところにピックが飛んできたので、俺はすぐに手を伸ばした。俺の前にはその父親しかいない。
俺はピックを掴んだ。いや、俺が掴んだのはピックではなかった。ピックを掴んだその父親の手を、後ろから俺が掴んでいたのだ。見ず知らずの中年男の拳を握りしめる俺の手。
「あ、ごめんなさい」
俺は慌てて手をひっこめた。思わず好きな男の手に触れてしまった少女のようだった(笑)
「子供がピックやスティックもらっとるんじゃけえ、ちったあ遠慮しんさいやあ~」
これが、このとき俺の中に沸き上がった、俺の正直な心の叫びである(笑)
俺は怨念パワーをこの家族に向けながら、セカンドクラッチを後にしたのであった(^^;
え?これで終わり???>俺(^^;
電気ウナギ的○○
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