Bitcoin という仮想通貨が再び話題になっている。
仮想通貨とは・・・というのは自分で調べてほしいが、簡単に言ってしまえば「実際に硬貨も紙幣も存在しない、コンピュータ上のデータとしてだけ存在しているお金」である。
本物の貨幣(例えば「円」)を、硬貨や紙幣でやり取りするのは面倒なのでコンピュータ上のやり取りだけで決済しちゃいましょっていう「電子マネー」とは違うものなので混同しないようにね。
ただ、まだまだ買い物で使える場所は少なく、俺的には「とても"通貨"と名乗れる代物じゃない」と思っている。
つまり、実際に「貨幣」としての価値はほとんどないのに、なんでこれが話題になっているかというと「投機」目的で盛り上がっているというのが理由だ。
将来、仮想通貨が現実的に(例えばオンラインショッピング等の決済で)使えるようになった時に「今より価値が出るはず」という前提で取引をされている。
もし、来年 Amazon の買い物で Bitcoin が使えるということになれば、急にその価値が倍増するかもしれない。そしたら今 Bitcoin を持っている人は大儲けである。
そう思って買う人と、「いや、俺が生きているうちに Bitcoin が物販取引で使えるような時代はこんだろう」と思った人は、今まで持っていた Bitcoin を売る。そこに「株」のように売買が成立しているわけだ。
今のレートだと、1BTC(BTCは Bitcoin の単位)= 2,272,727円である。あ、なんて書いている間に 2,222,222円になった。つまり、数分前に 1BTC 買った人は、あっという間に 50,505円失ったことになる。ご愁傷様だ(笑)
投資投機するくらいなら、「株」をやっておいたほうがよっぽど良いと思うよ。安全だから。
しかし、こうした取引以外に仮想通貨を手に入れる方法がある。マイニング(採掘)である。
仮想通貨というのは現実のお金のように例えば日本銀行のようなものがあって、発行された貨幣の量や流通状況を管理しているわけではない。インターネット上にぶら下がった、仮想通貨の管理ソフトをインストールしたコンピュータ(個人パソコン含む)でちょっとずつ手分けをして計算(台帳管理)をしているのである。
その計算をした御礼として、新しく発行された通過をもらうことが出来るのだ。これを採掘(マイニング)という。
これが、仮想通貨をタダで手に入れる唯一の方法である。
・・・が、実際にはタダじゃないよね?パソコンはマイニング専用ではなく、元々持ってたものを使うにしても、電気代もかかるし。
で、今現在、個人のパソコンで細々と採掘しても、この「電気代よりも多くの通貨が採掘出来る」仮想通貨は存在しないそうだ・・・(^^;
Bitcoin なんか、中国がほとんど国家ぐるみっていう規模で大型コンピュータを使って採掘しまくっているので、個人がちょっとお高い GPU などを使って採掘したところで、ほとんど実入りは無いのが現実のようだ。
そもそも、Bitcoin は今は個人での採掘は出来ないみたいだし。
ま、楽して儲ける方法なんて世の中には無いってことよ(笑)
が、実際のところ、どのくらい儲からないものなのか試してみようと思って、マイニングソフトとしては超メジャーな「MinerGate(マイナーゲート)」をインストールして試して・・・みようと思ったんだけど、いきなり問題発生(^^;
そのあたりのお話は、また別のエントリーで(^^;
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○