もう実装されたのは何年も前なんだけど、Google カレンダーに「Gmailから予定を作成」という機能がある。
例えばホテルから予約確認のメールが飛んできたら、Google が勝手に中身を解析してカレンダーに登録してくれるという機能だ。
「ぴあ」でチケット予約した場合も自動で登録されるらしいんだけど、実は一度も俺のカレンダーで実行されたことはなかった。
親しい人ならご存知なように、俺は(まだ学校に通う)子供が三人もいる田舎のおっさんのわりには「けっこうライブに出かけている」方で、ほぼ100%チケットもネットで購入しているが、今まで「ぴあ」からチケット購入や抽選当選のメールが来ても、一度も Google カレンダーは反応しなかった。
ちょっと調べてみたんだけど、どうも実行されるトリガーがなんなのかはっきりとわからない。
Google の文書も読んでみたけど、使い方の説明だけで、どうやって自動登録の判断をしているかってちゃんと説明したものはないな。まあ、そこまでの説明責任もないし、そもそも日々機能は改善され、その辺の条件も変わってるんだろうなあ。
一点わかったのは、Google が「チケット屋」とか「旅行会社」とか、要は予約メールを発信するような業界のドメインだと判断しているメールアドレスからのメールでないと反応しないってことだな。
もし、そういうアドレスからのメールであれば、Google はメール内の「チェックイン/チェックアウト」などの文字を検索し、ヒットすればそれに続く文章を解析し、多分「上手いことそれらしい情報が取れた」時だけ自動登録を行っているものと思われる。
面倒くさいんでテストはしていないが、そういうビジネスを行っていないアドレスからいくら「宿泊のご予定」とか、「チェックイン時間」とか、そういう文言が含まれたメールを送っても Google は反応しないだろう。反応したら、他人のカレンダーに好き放題に予定を登録できちゃうしな(自動登録は当然 OFF にできるけど)。
今回、3月に大鬼谷オートキャンプ場に入れた予定の確認メールに Google カレンダーが反応した。あ、Gmail が反応した・・・が正しいか。
いきなり「Gmail から Google カレンダーに予定を追加しました」という謎メールが届いたから、ありゃ、Google ID のパスワードが盗まれて、知らない端末から勝手に予定入れられたとかそういうことか?と若干焦りながらメールを見ると、「Gmailから予定を作成」機能によるものだとわかって「ホっ」であった(笑)「そういえば、そんな機能あったなあ」と(笑)
やっぱ、そうして Gmail のメールの中身を勝手に解析されることを「気持ち悪い」と思う人はいるようだが(例:おっさんお放課後「Googleカレンダーの隠し機能に、ワイ、震える。」)、まあ、「Gmailから予定を作成」を ON にしてようがしてなかろうか Google はメールの中身を自動解析しているわけで、例えば「米国へのテロ実行計画について」なんて文中にあれば、自動的に過去メールなども AI による解析など当然行われている世界だから(その結果、「なんの問題もない」と判断されるだけ)、ま、便利な機能ならそのままにしとけばいいんじゃないの?と思う。
もちろん、そのままでは足りない情報もあるけど、最近加齢のせいか予定を入れ忘れてしまってダブルブッキングをしちゃうことがちょくちょくある俺には「とりあえず何らかの予定が入っていれば、記憶を呼び覚ますトリガーになる」のでありがたい機能と言える。とほほ(^^;
電気ウナギ的○○
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