昔の会社の後輩と立ち呑み屋をハシゴした話。3軒目はT課長(後輩です)が連れて行ってくれた八丁堀の「Standing Bar INITY」。「アイニティ」と読む。
入り口はなんか普通の居酒屋のようだけど、中に入るとこれが立ち呑み屋。それも超人気店。カウンターは既に人でいっぱいで騒然としている(笑)
そこに無理やり三人分のスペースを作ってもらって割り込んだ(^^;;
壁の棚や、カウンターの上に所狭しと並べられた酒は殆どが洋酒だ。
ウィスキー、バーボン、ジン・・・百本まではいかないだろうが、かなりの数だ。洋酒の強い立ち呑み屋のようだな。
日本酒は目に入らなかったが、言えば何か出てくるのかも知れない。焼酎は酎ハイ・サワー用なのだろう。甲種の一升瓶がカウンターの中に何本か見て取れた。
俺も、最初は適当にハイボールをぐびぐびやったのだが、二杯目は「ザ・グレンリヴェット 12年」をストレートで。
手頃な値段だが、なかなか美味いシングルモルトスコッチである。
けっこうたっぷりグラスに注いでくれるのが嬉しい(笑)
カウンターの中で忙しそうに調理をしているお兄ちゃんが店主のようだ。隣で給仕をしているのが実の弟さんとか。
いや、店主じゃないのかもしれないが、客は皆、このお兄ちゃんの人柄に惹かれて店に通っているようだ。実質店主だろう。
客は、若いヤツや、外国人が多い。俺が最年長くらいかなあ。
店の作りは雑然としており、棚にずらりとならんだ酒瓶のラベル以外におしゃれ要素はない。
グラスや皿も、潰れた店などからそれぞれ安く譲ってもらったのか統一感はない。安旅館の晩飯で出てきそうな、青い縁取りの刺身皿とか糞ダサい(^^;;
料理の方も「ニラ玉」や「焼き飯」などが人気のようで、例えば「イタリアンな立ち呑み屋です」的なことも全然ない。価格はかなりリーズナブルで、完全に「おっさんたちが昼からたむろしている小汚い居酒屋」的な内容である(笑)
でも、どことなくおしゃれな感じがするのは、この若い調理人の兄ちゃんを慕って集まってくる客層がどことなくおしゃれな人たちだからだろうなあ。
「もう限界やろ?」ってくらい混んでても、新しい客が来る度に兄ちゃんの「すみません。つめてください」の声とともにぎゅうぎゅうになりながらスペースを空ける。みんな、嫌な顔もせずにである。こういう客層だからおしゃれに見えるんだな。
この日は残念ながら、電車の時間があるので俺だけ先に帰らせてもらった。
それに、もう 3軒目でけっこう酔っ払っていたので、あんまりちゃんと店の雰囲気を味わえなかった。
近いうちに、もう一度ゆっくり顔を出してみようてえ。
ちなみに「ニラ玉」が人気メニューらしいのだが、俺たちが頼んだやつは、「すいません。塩の量間違えました。なので、少し卵の量を増やしてごまかしてみたんですが・・・」という、実際食ってみると糞しょっぱい一品だった(^^; これも改めてちゃんと味わわないとな(笑)
電気ウナギ的○○
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