昨日は岩国の飲み仲間、いや、最近はランチ仲間と言った方が正確なデジタルクリエータのMイさんと昼に会う用事があったので、ついでにおっさん二人でランチした。
店はMイさんが「一人で入るのは怖くて、まだ入ったことがない」という加古町の「水主亭」へ。「かこてい」とよむ。
Mイさんがネットで仕入れた情報によると、加古町を昔は水主町と書いたのだそうだ。名前からして歴史を感じさせる店だ。
俺は土橋から自転車で向かったので、12:05過ぎには加古町に着いたのだが、「中島町」交差点の近くなのに、間違えて「中島小学校前」交差点に行ってしまい、店を見つけられず10分近く半べそで彷徨った挙げ句、12:15頃、やっとMイさんと合流できたのであった。
店は確かにこの平成終末の世に存在するにはあまりにクラシックでノスタルジックであった(笑)
メニューはうどんと昼定食のみ。
昭和を感じる古い店内におばあちゃん一人。
事前にMイさんがネットで注文の流れを調べて来てくれていたのでなんとかなったが、注文の仕方も独特である。
まず、定食であることを奥の厨房のおばあちゃんに伝える。おばあちゃんが「ご飯な少なめ?」と聞いてくるので、「普通」と回答。これが、普通じゃなくて茶碗に山盛り。本当の普通の量がよければ、「少なめ」と言おう(笑)
それから、左奥のショーケースからおかずを選択。Mイさんはナポリタンとハンバーグのセットを選択。俺も同じものをと思ったら、厨房の奥の方から現れたおっさんに(トイレがあるのかね?)最後の一個を取られてしまった。しかたないので、「レンコン天とホルモン天」を選択。まあ、美味かったけど。
席について(四人テーブルばかりなので、相席率高し)待っていると、おばあちゃんがご飯を持ってきてくれる。今度は「味噌汁は小さいの?大きいの?」と聞かれるので「大きいの」と回答。すると、うどん用のどんぶりいっぱいの熱々の味噌汁を持ってきてくれる(笑)
でかっ!!「味噌汁定食」と言っていいぐらい、主菜より存在感あるわ(笑)
おばあちゃんが、ペットボトルに入ったお茶(ほうじ茶だが、これが濃くてまた美味い)と湯呑を持ってきてくれたら定食完成。
いやあ、飯が山盛りなのはビビったけど、ここの米、美味いね。安い定食屋だと、噛んでも噛んでも味のしない不味い米を使ってたりするけど、ここは炊き方も完璧だし、広島でもトップクラスの美味い米を食える店だと思うな。
ご飯が山盛りなんで、途中でおかずの方が無くなっちゃったんだけど、大量の味噌汁のおかげで寂しくなんかないぞ(笑)
箸休めには、ごま油に漬けた昆布が出てきて、これもなかなか秀逸。
まあ、山盛りの飯とどんぶり味噌汁のおかげで、家に帰って体重計ったら朝より 1.4kg増量してたけどね(笑)
これで料金は 400円。
Mイさんのおかげで良い店を知ることが出来た。でも、早くいかないとショーケースに残っているのはけっこう地味なおかずばかりになるので注意ね。
今度は、ちょっと早い時間に行ってみようてえ。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○