今年初のラーメンは広島市銀山町の「一麺天に通ず」で食べた。
いつものランチ仲間「一人で入るのが怖い店に一緒に行ってあげる紳士の会」のMイ筆頭ダンディと一緒であった。
ここ半年、まったく新しいラーメン情報を入れる余裕もない生活を送っていたので、この店がニューウェーブラーメンとして今広島でかなりの人気を博していることは知らなかった。
1/3 の朝、広島市立現代美術館で特別展を楽しんでいる俺のもとにMイさんより「ランチどうすか?」の知らせが入り、その後八丁堀で合流。12:45頃に店へ到着したのだが、そこには広島ではあまり見ることのない行列が・・・
本当に人気のある店なんだな。結局、店に入れたのは 40分後である。
店は狭く、厨房を囲むL字のカウンターだけが客席である。座れるの、12人くらいかなあ。
注文したのは「オレンジと貝」ラーメン 850円である。それに、いつもの「炭水化物・オン・炭水化物」の精神で「ミニチャーシュー丼」300円を付けて。
このミニチャーシュー丼が素晴らしい。
チャーシュー丼というと、厚切りのチャーシューを角切りにして飯に混ぜたものを想像するが、この店のチャーシュー丼はご飯の上に生ハムのような薄切りの(味は生ハムというよりロースハム的)チャーシューが飯を包み込むように載っている。
海苔のようにチャーシューを飯に巻いて食べる。もう少しタレが付いていたほうが俺好みなのだが、これは新感覚のチャーシュー丼だ。美味い。
そしてラーメン。
オレンジのスープとは???まあ、トマトラーメンだって初めて見たときは「え?」と思ったけど、今や定番だもんね・・・と思いつつも、若干不安な気持ちで一口目を啜る。
ああ、本当にオレンジの香りがするわあ。しかし、違和感はない。ただ、爽やかというより、醤油味に濃厚な旨味を加える変わった調味料の味って感じ。わかりづらくてごめん(笑)
もしかしたら、これってオレンジ味+貝の旨味の為せる技で、貝を含まない単なる「オレンジ」ラーメンなら(そういうのもある)もっと爽やかな風味なのかも。
で、このラーメン、オレンジの香り+ピリ辛なんだけど、それが秀逸やね。オレンジ風味にはピリ辛がよく合う。
ちなみに食べ進めるにつれ、段々とオレンジ風味はなくなり、ピリ辛がましていくという味の変化が楽しめる。
別の方が SNS に書かれていたが、今日も一時間待ちの行列だったようだ。
行列嫌いの俺的にはなかなか一人では訪店できそうにない(^^; 他の味も試してみたいんだけどなあ。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○