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Windows 10 に Python で FeliCa カード読み込み環境設定

shinoda (2020年6月 5日 11:20)
以前このブログでも何度かエントリーを書いた SONY RC-S380 で FeliCa カードを読み込んだ情報を Python で利用する話。

Windows 7 Professional で開発をしてたんだけど、今回、環境を Windows 10 Pro に移した。

その際、ちょっと Windows 7 の時何をやったかすっかり忘れてて、うろ覚えでセットアップして「プチはまり」をしたので環境構築についてメモっておく(^^;

ちなみに、Python 3.8.3 はすでにインストールされている。

1.WinUSB ドライバのインストール

https://zadig.akeo.ie/ からダウンロードした zadig-2.5.exe を使って WinUSB のインストールを行う。

RC-S380 を Windows 10 に接続したときに自動でインストールされた sonynfcport100c(v1.5.7.2)を WinUSB(v6.1.7600.16385)に Replace する。

・・・が、これ、本当に必要だったのか?Windows 7 のときには必要だったが、Windows 10 だと sonynfcport100c ドライバがインストールされているので、WinUSB ドライバを入れる必要があるのかどうなのか?

もし、このページを見てセットアップをしようと思っている人は、一度、この作業無しで RC-S380 が読めるか試してみてほしい。俺は面倒臭いので試さないけど(笑)

2.pip のバージョンアップ

必須ではないが、モジュールのインストールの度にワーニングが出るのでバージョンアップしておく。

コマンドプロンプトで、
python -m pip install --upgrade pip

3.nfcpy モジュールのインストール

コマンドプロンプトで、
pip3 install nfcpy

libusb1  1.8
ndeflib  0.3.3
nfcpy    1.0.3
pip      20.1.1
pyDes    2.0.1
pyserial 3.4
などがインストールされる。

4.libusb-1.0.dllのインストール

から最新版ダウンロード。
今日時点の最新版は、

ダウンロード後、展開したファイルを、Windows システムフォルダにコピー。

・64bit版
展開場所\MS64\dll\libusb-1.0.dll → C:\Windows\System32 にコピー

・32bit版
展開場所\MS32\dll\libusb-1.0.dll → C:\Windows\SysWOW64 にコピー

余談だが、64bit プログラムを格納する場所が System32 だとか、このわかりづらい構成はどうにかならんものか?(^^;>Windows

以上で、Windows 10 でも、Python プログラムの中から FeliCa カードが読めるはずだ。

ちなみに、作成したプログラムの中で HTTP プロトコルを使ってサーバにカード情報を飛ばしているので、requests モジュールも pip でインストールしないといけないのだが、これは、まあ、俺独自の話なので(笑)

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岩国在住。広島で働く超零細IT企業社長のいわゆる社長日記。
何か、酒と食い物のことばかり書いているようで・・・お察しのとおり、肥満体です:-)


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