愛車カブ50のカウル(膝のところの風よけね)にアシナガバチが巣を作っていたという話は以前書いたが、そのままほっておくわけにもいかんので、先週末に駆除を試みた。
こちらの武器はフマキラーの「ハチ・アブ ダブルジェット」である。
1缶 700円くらいする。こんだけ高けりゃ強力やろ?
以前戦った時はフルフェイスのヘルメット、長袖のシャツに長ズボン、首にはタオル、手には snow peak の焚き火用手袋という重装備で挑んだ。ボロボロに破れたブルーシートの奥に巣を作っており、敵の状況がわからなかったからだ。
今回はカウルのところに巣は剥き出しである。丸見えだ。
一応、俺は首周りだけタオルで防備すると、Tシャツ、半ズボンというふざけた格好で戦いに挑んだ。
巣に向けてダブルジェットを噴射する。巣の周りにいたアシナガバチが面白いように、抵抗する間もなくバタバタと地面に落ちていく。ダブルジェット、強力~!!
2~3匹、ふらふらと逃げ出したが、そいつらも強力なダブルジェットの噴霧を再び浴びるとバタっと垂直に地面に落ちていった。
その隙に、巣を竹ぼうきで叩き落し、足でガツガツと踏みつけたあとで前回同様家の前の用水路の水の中へ。「かわいそう」とか思ったやつは田舎で暮らしたことのない「神に選ばれなかった軟弱者」だろう(笑)。これは人対蜂の命をかけた戦いなのである。(実際、アシナガバチでも人は死ぬ。「アシナガバチ 死亡事故」でググれ)
俺は勝利をかみしめながら、地面に落ちた蜂たちも踏みつぶして皆殺しにしてやる!グヒヒヒ・・・と戦いの場に戻った。
しかし・・・明らかに地面に落ちている蜂の数が少ないのである。
え?ダブルジェットって、もしかして気絶させるだけで殺傷能力ないの?
俺は地面の蜂を踏みつぶしながらきょろきょろと周りの様子を窺った。
しかし、アシナガバチの姿は見えない。どこかで俺のことを窺っているのか?来る、来る、やつらが復讐に来る!!俺は三分の一ほどまだ中身の残る「ハチ・アブ ダブルジェット」を大切に抱えたまま家の中に逃げ込んだのであった。
電気ウナギ的○○
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