先日の「人生初の博多・天神での酒場めぐり」の最後、三店目に訪ねたのが「酒肴日和 とっとーと」という店。
店の前面は総ガラス張り。天井も高く店内は明るくて、居酒屋というよりちょっと洒落たカフェって感じ?おしゃれな俺にお似合いの店だ。ええ、ええ。言ってみただけです(笑)
店の前を何度か往復しつつ横目で店内を観察してみると(笑)、なんか、女子とアベックしかおらんがな。これ、本当に俺、入れてもらえるんかな?と躊躇していたのだが、カウンターの隅に男性一人客を発見。やっと訪店することができたのであった。
注文を済ませ、最初の一杯「鳳凰美田 純米吟醸」(小林酒造:栃木県小山市)をやりながら、「和 アテ5種盛り」を待っていると、いきなり目の前で海鮮しゃぶしゃぶが始まった。
「あ、あの、注文してないんですけど」「お通しです」「え?ああ、あまりに美味しそうなのでまさかお通しとは・・・(何を言っているのだ俺は(^^;)」
お通しがしゃぶしゃぶかあ!!もちろん、そうい言われれば量的にもお通しって感じなんだけど、普通、小鉢とかそんな感じじゃん、お通しなんて(^^; なんかおっしゃれー(笑)
というか、すっかり恥をかいてしまった(^^;;;
背中を丸め、「アテ盛り」のカニ味噌や明太子をつつきながら「鳳凰美田」をやる。
接客をしているスタッフは皆若いお姉さんたちである。客も女子とアベックばかり。少々居心地が悪くなったところで俺と同じようにカウンターに座って一人飲んでいる男性を盗み見ると・・・。俺と同じくらいのおっさんやん。
「ありがとう」・・・なぜか俺はおっさんに心の中で礼を言いつつ、「庭のうぐいす 純米酒」(山口酒造場:福岡県久留米市)と「ゴマ鯖」を注文。
「庭のうぐいす」は辛口だが、「ゴマ鯖」のしっかり濃い旨味と相性バツグン。うめ~。福岡県の酒も飲めて幸せやあ。
以上でお代は 3,916円。
レジ係の女の子が若干ツンツンしていて気の弱いおっさんの心は再び少しざわついたが(笑)、美味い料理と酒をやれて満足した。勇気を出して飛び込んでみてよかった。俺は勝ったのだ!なににかわからないけど、なにかに(笑)
これからも若者の集う店に一人突撃する冒険は続けていきたいと思う俺なのであった・・・
電気ウナギ的○○
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