金曜日は夜間の打合せがあったので、その前に観音の「すずめ」でラーメンを。
ほんとは、一心亭のラーメンが食いたかったんだけど、金曜日の夕方にやってないんでやんの。店の灯り消えてるし。定休日?それとも夕方はやってないんかね???
ま、そんなわけで、近くの「すずめ」に入った次第。
「すずめ」と言えば、江波の「陽気」と並び称せられる広島を代表する名店。
でも、以前、i-bee で書いたんだったと思うけど、俺的には「物足りない味」のラーメンの店って印象しかないんだよな。(^^;
店の入り口で食券とってカウンターに着席。メニューは「中華そば」しかないので、黙って座ってればラーメンが出てくる。
600円也。
う~ん・・・このラーメンが 600円かぁ。
ラーメンはもう典型的な広島醤油豚骨ラーメン。
茶濁したスープに、中細ストレート麺。チャーシュー5枚にモヤシ、ネギ。
チャーシューの枚数が多いのは嬉しい。:-)
スープは本当に「典型的」な広島醤油豚骨味だ。きちんと作られたスープなので、色々な味が上手にブレンドされ美味い。麺の茹で方も悪くないし(もう少し固めが好みなのだが)、モヤシもネギも新鮮でシャキシャキ美味い。
そう、「ここが悪い」という部分の無い、長い時間をかけて培われてきた「老舗の味」だ。
でも、何ら訴えかけてくるものがない。陳腐な味なのだ。
十年前ならいざ知らず、更に色々な個性をもった「美味いラーメン屋」が林立する現在、「わざわざ行く」意義を見いだせるほどの飛び抜けた美味さのある店なのか?というと疑問に思うのだ。
「毎日でも食べられる味」と「すずめ」を褒める人もいる。
多分、俺が「いまいち」だと思うのも、正にそこなんだろうなあ・・・と思う。
だって、俺は毎日ラーメン食ってるわけじゃなく、(ブログにラーメンのことばかり書いているけど、実際にはそれ以上に別のものを食ってるわけで(^^;)ラーメンは一、二週間に一度、多くても週に二度程度口にするだけの「特別なもの」なのだ。
それだけに、「毎日食べられる」ではなく、「食ったぁ!!」という充実感がほしい。
「すずめ」のラーメンにはその華がない。
で、「う~ん・・・このラーメンが 600円かぁ。」となるのだ。
このラーメンが 500円で出てれば凄いだろうけど、600円出して食べる価値は感じない。600円出すのなら、「ああ、食った!ここのラーメン、身体に悪そうだし、何か分けわかんない味がするよなあ。けど癖になるなぁ。ほんと、食った、食った。もうしばらくはけっこう。」というラーメンを選ぶ。(笑)
いや、ほんとに、スープの味も重厚で美味いんよ。
でも、「ありきたりな味」に感じてしまうのも事実。
俺的には、やっぱり今回も「わざわざ行く」価値を見いだすことが出来なかったな。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○