メモっとく。
昨夜のジビエ祭り用に、ロースト・ヴェニスン(ロースト・ビーフの鹿肉版)とロースト・ブルブル(ロースト・チキンのヒヨドリ版)を作った。いや、作る予定だったけど、別のもんが出来てもうた(^^;
まず、鹿肉はロレーヌ岩塩とマジックソルト(S&B のハーブとスパイスが入ったあれ)、それにブラックペッパーと粉末のローリエを塗りこんで、そこにローズマリーを散らせて半日ほど冷蔵庫で寝かせた。
それをダッチ・オーブンでレアにローストしようと思ったんだけど・・・
ダッチ・オーブン使うのが数年ぶりだったもんで(^^;、鍋の方を加熱して、その中で鹿肉ブロックの周囲を焼いて肉汁が逃げないようにして、さあ、ローストしよう!・・・と思ったところで、蓋の方を加熱してなかったことに気づいた(^^;
慌てて蓋の上に炭を敷き詰めたんだけど、そう簡単に鋳鉄製の蓋は暖まらないので、どのくらいローストすればいいかまったくわからなくなってしまった(^^;
それに、俺のダッチ・オーブンは深いタイプのヤツなので、蓋側から熱しようとしたら、素材を底上げして蓋に近づけてやらないといけないんだけど、それもすっかり忘れていた。
この日は PTA の会合があったのだけど、とうとう、会合の開始までには全然出来上がらず、そのまま 1時間以上放置(^^;
出来上がったのは・・・ロースト・ヴェニスンではなく、鹿チャーシューであった(^^;
中までしっかり火が通って(^^;
でも、底上げしてなかったので蓋側からの加熱温度があまり上がらなかったせいか、焦げることはなく、良い感じのチャーシューに焼きあがっていた(^^;
失敗は成功の母なり・・・いや、意味違うけど(^^;
でも、これが割りといけましたわ。
ブラックペッパーを多めに摺りこんでたので、ちょっと舌先がぴりぴりしたりして、酒の肴にうってつけ。しっかりハーブの香りもして複雑な旨味があったし、意外に大吟醸酒とも相性がよくて、淡麗な大吟醸の甘味を強調してくれてましたよ。ウマウマ。
ヒヨドリにはかるく塩を振ってやっぱり15時間ほど寝かせたものをダッチ・オーブンで丸焼きにする予定だったんだけど、鹿肉とまったく同じ理由で失敗しました。
こんがり焦げ目は付かず、完全に「蒸鶏」状態ですわ(^^;
でも、これも美味かった。
鹿肉をローストしたあと、そのまま鹿肉の肉汁が少し底にたまったままでヒヨドリを入れたので、少しだけヒヨドリにもハーブの香りが移り、なかなか良い感じになっていた。
ホントはパリッと焦げ目のついたやつを食べたかったんだけど、味の方は十分。
二羽焼いて、一羽は俺、もう一羽はMチ君がほとんど一人で食べたんだけど、そのMチ君、翌日懇親会で一緒に山賊に行ったのだが、山賊名物の鶏肉を食いながらずっと「あのヒヨドリは美味かった。この山賊のタレであのヒヨドリを食ってみたい」とか言うてたくらい(笑)
まあ、素材がよければ、少々調理に失敗しても美味いってことか(笑)
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○