先週の土曜日。
部活が休みだった次男坊が、「今日の昼飯は自腹で彩龍に"トリオ"を食べにいく」と言い出した。
ここ最近、いつも唐揚げ定食ばかり注文していた次男坊だが、やはり消えゆく「トリオ」への思いは断ちきれなかったようだ。
娘まで「彩龍に行きたい」と言い出したので、結局土曜日の昼飯は親子三人で「らあめん彩龍」となったのであった。
ところで、この日の朝飯が俺はカップ麺であった。
少し遅目に起きたら、もう家族は朝食を済ませており、俺は以前「こーべや」で買っていた怪しげなカップ麺を一人食べてみることにしたのだ。
いや、まあ、そのカップ麺自体は美味かったんだけど、昼になっても腹にそれがもたれている感じで、なんかいつもの空腹感がなかったのである。
なので、俺は「和風中華そば」の「トリオ」にしようと思ったのだが、いつもの彩龍のラーメンが食べたい娘が抵抗する。娘はまだ一人前が食べられないので、俺と分けあって食べるからだ。
「食べたことのないラーメンを食べて、自分の好みではなかったらいやだからいつものラーメンにして」と、なんとも冒険心の無い、小2のくせに、むちゃくちゃ守りに入った発言を繰り返す娘。
しかし、俺の心はすでに「和風中華そば」になっている。
「じゃあ、お兄ちゃんに分けてもらえ」と言うと、最近異常な食欲を見せる次男坊が「絶対いや」と拒絶する。
兄にも見捨てられ、追い詰められた娘は「だいたい、和風なのになんで中華なん!?」と物事の根源を揺るがすようなことまで言って抵抗したが、俺の注文は「すんません。和風中華でトリオをお願いします」であった(笑)
俺は子供におもねるようなことは致しません(笑)
嫁さんがいれば「娘が普通のがええって言いよるんじゃけえ、普通のにしてあげんさいや」とか子供の肩を持つところだが、娘にとって残念なことにここに嫁さんはいない(笑)
そして、久しぶりの和風中華そばが俺の目の前に。
ああ、良いイリコ出汁の香りが・・・
まだ納得いかない娘は「ああ、この匂いダメ。苦手。」とか文句を言いつつ、子供用のお椀に分けてやったラーメンをまるっと平らげたのであった(笑)
どうも、ラーメンではなく「ラーメンの味のする和蕎麦」のようなものが出てくると思っていたようだ。そりゃ、そんなんだったら俺も抵抗するわ(笑)
ところで、最近の和風中華そばには玉ねぎのかき揚げがついてくるんだね。
いや、和風中華を頼んだのが、「最後に食べたのはいつだっけ?」というくらい昔なので、いったいいつからついてきているのか知らなかったのだけど、これ、澄んだ魚介スープを楽しんだあと、途中からラーメンにぶち込むと、油分がスープに溶け出してまた別のスープの表情を楽しめて、こりゃええですなあ(笑)
玉ねぎも甘くて美味しいし。
彩龍のチャーハンはとんこつスープとベストマッチなわけですが、和風中華そばとも合う~。
というわけで、次男坊ともども、最後の「トリオ」を満喫しましたよ。
やっぱ、和風中華そば美味いんで、また注文しよう。
ちなみに、次男坊のお代も俺が払ったよ(笑)
しかし、自腹でもいいから彩龍に行くとか、次男坊の彩龍愛強し(笑)
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○