日本シリーズ開催中の広島の飲食店では「ハムカツ」の注文及び提供が禁止されていた。
もちろん、「ハムカツ」=「日本ハムが勝つ」に通ずるからである。
最初にどの店が言い出したのか知らないが、「いや、元々メニューにハムカツなんか入ってなかったやろ?」という店まで、「ただいまハムカツの提供を中止しております」みたいな貼紙を店内に掲げて、まあ、一種のお祭り状態だったのだ。
店によっては、「あ、ハムカツ売り切れなんや(笑)」とか言うと、他の客から「シーーーー」っとかされちゃったりして、つまり「ハムカツって口に出してもいけない」という厳しいところもあった(笑)
今となっては、ほんとに俺たち舞い上がってたんだなあ・・・
あの、札幌に渡って以降のつまらない緒方野球を見せつけられ、「あ、何してたんだろう」と俺たちは現実の世界に戻ってきた。
今までの盛り上がりは何だったのか?・・・緒方の野球は1シーズンかけて熱せられてきたファンのカープ愛をたった数試合で平温に戻してしまうほどの強烈な「負のプロ野球」であった。
ハムカツ、解禁である。
祭りは終わった。
緒方監督と畝ピッチングコーチという二人の「つまらない野球の天才」によって、俺たちは夢から醒めたのだ。
つーか、いきなり職場の社食の夜定食が「ハムカツ定食」ですよ(笑)
土曜日にカープが負けて、いきなり月曜日の晩飯がハムカツかよ?(笑)
まあ、献立は一週間前から決まってるので、日本シリーズ終了に合わせての粋な計らいだったんだろうな。
「さあ、皆さん、もうハムカツを我慢することはありませんよ!!」っていう。
カープが日本一になってたら大ウケだったに違いない。
社食には「うひょー!がまんしてたぜ、ハムカツちゃん!!俺らがハムカツ断ちをしてたおかげでカープも日本一になったし、今夜は思いっきりハムカツ食うぜぇ!!」みたいな楽しい声が充ち満ちてただろうなあ(^^;
でも、最悪の敗戦によって現実世界に引き戻された俺たちは、ただ黙々とハムカツを口に運ぶのであった・・・
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○