これも Hule で視聴。
酒ばっか飲んでる名脇役の男が主人公の映画。
特に何か事件がおきるわけでもなく、37歳独身の俳優・亀岡拓次の日常が淡々と語られていく。
世間では名前を知られていない脇役専門の俳優。でも「あの映画に出てましたよね?あの泥棒、好きだったなあ」みたいに人の記憶には残っている俳優。
古参の舞台役者からも目をかけられ、若手監督からは信頼され、気難しい名監督をも演技で微笑ませてしまう隠れた名優。
しかし、生きることに欲がなく、事務所が見つけてきてくれた仕事だけを淡々とこなし、一人暮らしは寂しいと言いながら、好きな女にも告白できない。ただ、仕事が終わってから飲む酒がささやかな幸せ。
そんな男のことが劇中劇や夢と現実を交えながら描かれる。
ごめん。正直退屈でした(笑)
TEAM NACS の安田顕の演技力・存在感があって 2時間持った映画だね。
安田顕という名優だからこそ「隠れた名優」を演じられたわけで、その安田のおかげでなんとか作品として成立している、そんな映画だった。
ただ、もう、「こんな風に実力はあるのにガツガツせず、飄々と生きているヤツ、格好良いよね」っていう、ちょっと古くさい「格好良い男」ぶりの押し付けがましさと、「映画業界あるある」エピソード連発の「ああ、映画関係者はこの映画観ながら大笑いしたり、ちょっと涙ぐんだりしてるんだろうな」感がすごくて、途中でお腹いっぱいというか、飽きてしまった。白けてしまったっていう言い方が正解か。
映画業界にあこがれている人は観てみたらいいかも。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○