まず言っておきたいが、横川にある「とり新」は良い店である。
この日、17:30の定時を迎えた俺は、すぐに職場を出て、横川駅裏にある以前から気になっていた店「焼鳥専門 とり新」の暖簾をくぐったのであった。時間は 17:50頃。
すでに大きな「コの字」のカウンターには数名の御老体の姿。近所の人なんだろう。テレビで大相撲を観ながら各自それぞれが好きなスタイルで酒を呑んでいる。
入り口付近に座っていたじいさんはひっきりなしに店主に話しかけていたが、他の御老体は静かに独り盃を傾けている。常連同士がぺちゃくちゃ話してて一見客の疎外感がすごい店があるが、「とり新」はそんなことはない。
最初に書いたように「とり新」は良い店だ。
「鶏肝生姜煮」280円、「冷奴」180円という値段は(税込みやぞ!)確実に安いし味も申し分ない。冷奴にはネギ、生姜(ま、チューブのやつだけどね(笑))、削り節(けっこう立派なやつ)という三種の薬味がちゃんと添えられている。
「生ビール」430円も税込み価格として考えると安い。お会計は明朗会計。この日のお代は計890円だった。やっぱ良い店だ。
しかし、しかしである。「焼鳥専門」という看板には偽りありだ。
焼き鳥は、モモ、皮、砂ズリの三種類しかない(^^; これで「焼鳥専門」の看板を揚げちゃあいかんやろう(笑)
この日、焼鳥気分だった俺は、激しく裏切られた気分になり、生ビール一杯分、わずか 15分の滞在で店をあとにした。この焼鳥気分をどこかで解消しないと(笑)
いやあ、ホント、独り呑みには良い店なんだけどなあ・・・
ちなみに、看板には「焼鳥専門」と書かれているが、なぜかその下の庇には「鳥焼専門」と書かれている。「鳥焼」って・・・(^^; 残念ながら、これも減点対象である(笑)
電気ウナギ的○○
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