まあ、このブログにも何度も書いているが、あと残りの人生で口にすることができる酒もラーメンも大した数ではないと思うので、出来るだけつまらないものは口にしたくない。
だから、広島のラーメンチェーン御三家(俺判断(笑))である「我馬」「ばり馬」「ちから」のラーメンは嫌いじゃないんだけど、わざわざ食べに行こうとは思わないだよね。いつでも食べられるから。
が、腹が減っている時目の前に御三家が現れたら・・・そりゃ飛び込むよね(笑)
2/14の THE MODS のライブの帰り。
仕事場から飯も喰わず直行したので腹を空かしていた俺の前に現れた「ばり馬 本通店」。一度は通りすぎたものの、結局踵を返してフラフラと入店(^^;;
そして注文したのは「極節骨(ごくぶしこつ)こってり辛味」979円。これに「チャーハン(小)」319円を付ける。合わせて 1,298円。
毎度書いていることだが、やっぱ「ばり馬」ってお高いよな。
ま、それはそれとして、「極節骨」ラーメンは今も相変わらず人気の魚介豚骨の濃厚スープに、大判炙りトロ肉が載ったデブ歓喜のラーメンである。
これに唐辛子系の辛味を追加したのが「こってり辛味」である。
さすがに辛いのが苦手な人には食べられないだろうが、そんなに激辛なわけではない。激辛一歩手前って感じ。
極端に対象を絞り込まない(激辛好きな人しか食べられない商品にはしない)ところが「ばり馬」の商売上手なところだ。「うちのは辛いよ。辛い物好きを自称している人がもう駄目と言って残した」と激辛ぶりを自慢するラーメン店主を、「アホめ。ただの自己満。多くの人に完食してもらえるラーメンこそ本物」と笑いながら見下している「ばり馬」の社長の姿が見えるようだぜ(笑)
実際、美味いんだな、これが。とろとろの大判炙りトロ肉の甘味も、辛さを和らげてくれる「一服の涼」のような顔をして、実は改めて辛味を感じさせるためのリセット役だったりするのよね。スープも辛味に負けず、豚骨と魚粉の甘味・旨味も感じられるしね。
全てがバランスが取れている。お見事。
このラーメンが「ばり馬」ではなく、街の小さなラーメン屋で供されていたら、俺、多分通い詰めるわ(笑)
ま、あとお値段ね。もう少し安くならないものか・・・一杯 1,000円だもんなあ。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○