金曜日に岩国で用事を済ませて、さあ岩徳線で帰ろうとしたら 1時間待ち(^^; 時は 21:30。
そうか、20:49の徳山行きに乗りそびれると、次は 1時間43分後の 22:31まで運行は無いのか(^^; 21:32 の岩日線(あ、今は錦川清流線ね)に乗る仕事仲間を見送り、俺は再び駅を出たのであった。
仕方ない。どこか飲み屋で時間を潰そう。
このコロナのご時世に飲み屋?と思ったあなた。それは認識が甘い。はっきり言って、駅の構内でじっと待ってる方が危険だ。駅には我々上級国民とは違う下級国民たちが蠢き、大声でなにか喚き散らしていたり、嘔吐してたりする。ウィルスが飛翔しまくりな状態だ。俺は待合室の隣に座った兄ちゃんが独り言を喋りながら、息でも吐くかのようにケロケロケロと嘔吐をする場面に出くわしたこともある。
安全なのは、清潔で上品な客しかいない小料理屋のような飲み屋である。下級国民が気軽に寄れないようなちょっとお高めな店がいい。
俺は、中通りの「旬鮮市場 ととや」の暖簾をくぐったのであった。
いや、まあ、「ととや」を「ちょっとお高い店」とか言っちゃう時点で、俺も貧乏な下級国民なんだけど(笑)
でも、さすがに「ととや」の中は気持ちが良いほどに清潔で、このコロナ騒ぎでお客さんの数も少ない。
一番大きなカウンターには、最初は俺の他にサラリーマンが二名ほどいらっしゃったが、ほどなく帰られ俺一人になった。
大将には申し訳ないが、客が少なくて安心である(^^;
久しぶりに美味い日本酒を置いている店に来た。
まずは「不動 山廃純米吟醸(千葉県)」を半合頼み、付き出しを突きつつグビっとな。美味い。ほのかな米の甘味がたまらん。これはいい酒だ。
次に「適当に一人前、刺し身を作ってくださいな」とお願いし、そいつを突きながら「わかむすめ 純米吟醸(山口県)」を半合。わかむすめは、搾った後のろ過、加水をせず、「瓶燗火入れ」だけをして送り出される酒だ。夫婦二人でやってる蔵で、元看護師の奥さんが杜氏である。以前、「わかむすめ Bun bun」というのを買って飲んだことがあるが美味かった。もちろんこの純米吟醸も美味い。
最後に、「村重 吟醸酒(山口県)」を。杜氏の日下さんがやめたので、「日下無双」から「村重」に名前が変わった酒だ。だから当然美味い(笑)
ああ、生き返るわぁ~
やっぱ、コロナの恐れの無い清潔な店で、美味い酒と美味い肴。上級国民に生まれてよかった~!!(笑)
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○