この金曜日は、お客さん宅内での作業で少し残業して帰宅後、別のお客さんとオンラインで打ち合わせ。
無料のTV会議システムを利用して気軽に打ち合わせや飲み会を開くのが当たり前になってきた昨今。コロナ禍によって、本当に社会は一気に変化した。まあ、その辺の話もそのうちまとめてみたいな。
んが、もちろん今回はそんな話ではない。
20時過ぎにお客さんとのリモートミーティングが終わると、俺はいそいそと準備を始めた。最近購入した釣具を整理し、小さなショルダーバッグに詰め込む。
そう、久しぶりの周防大島への釣行である。3/14の竜崎温泉前堤防攻略戦以来ではないか???
21:50に自宅を出て、30分後の 22:20。俺は三蒲漁港の沖側の長い防波堤の突端、常夜灯の下でロッドを振っていたのだ。
この日の三蒲漁港は、内側の短い堤防の突端には既に二名のルアーマン(作業服姿だったので、仕事帰りなのかも)の姿が。しかし、沖側の堤防には誰も入っていないという糞ラッキーな状態であった。
潮は、岩国の情報(三蒲漁港は、東安下庄よりも岩国の潮汐に近い)だが、18:19干潮、翌 0:57満潮。俺が使っている潮汐参照ソフトは日を跨ぐ潮のときは時合が表示されないので俺の判断だが、時合は20:00~23:00くらいじゃないかと。ということは上潮なので、23:00を中心とした 1時間くらいが美味しい釣れ釣れタイムなのではないか?と考えた。
・・・が、水が無い!?思ってた以上に潮位(海面の高さ)が低い。防波堤の周りの捨て石も露わになっていて、ルアーを投げるのに苦労しそう。
太平洋や日本海など「外海」で釣りをしている人には信じられないかもしれないが、この金曜日は「中潮」だったが、瀬戸内海では干潮、満潮の潮位の差が 2.5mもある。18:19の干潮は潮位が約 50cm、満潮は約 300cm。22時ごろでも、まだ満潮には 1m以上足らない。
これじゃあ釣りにならんなあ・・・と思いつつキャストを開始。
最初の 30分間はアタリすらなかった。短い堤防から港内を攻めている二人組には釣果があったようで、それを憎しみのこもった目で見つめながら俺はロッドを振り続けたのである。
そしてその時は訪れた。
突端の常夜灯の下から、堤防の外の薄暗い海にジグ単を投げ込む。捨て石の先の駆け上がりになった部分を狙う。リグを十分沈ませて、巻き始めると当たり無しにいきなり巻きが重くなる。「あ!?やべっ、ボトムまで落としたんで根がかったか!?」と思ったほどの抵抗。しかし、強く巻けば寄せられるので魚だと認識。
21cm のメバルであった。
ジグ単のワームは、「reins FOR SALT WATER AJI CARO SWAMP(アジキャロスワンプ)」の「295 UV アカアミフラッシュピンク」。随分昔に買ったのだが釣れる気がしなくて放置していたワームだ。キャッチコピーが「アジに効く メバル大好き」となっているので、どういう状況でも使えると期待して持ってきたワームである。いきなり結果がでた。
時計を見る。俺が「美味しい時間になるだろう」と読んでいた 22:50。「釣れ釣れタイム」の始まりだ。
わずか 2分後。今度は数メートルだけ防波堤の根元側に移動したところで、同じように捨て石の先の駆け上がりを狙う。
今度は20cm には届かなかったが、十分良いサイズの 19cmのメバルをゲット!
思っていたとおりの展開である。嬉しい!!
こうなったら、当たりワームのアジキャロスワンプで数釣りを目指すか!!・・・という楽しみ方もあるのだろうが、俺はラインの先のスナップからアジキャロスワンプの付いたジグを外したのであった。
「今日はアレをテストしなきゃ・・・」そう、アレを。
アレとはもちろんスピナーである。「紳士の会」はソルトウォーターの現場でスピナーを流行らしようとしている。スピナーのブレードをぶるんぶるん回転させてせメバルを誘うのである!(つづく)
電気ウナギ的○○
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