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中華製安物薪ストーブはよく燃えた

shinoda (2021年5月 1日 11:19)
先日、中華メーカーの薪ストーブを買ったけど、ちゃんと空気が流れなくて使えないというエントリーを上げたけど、ごめんなさい。よく燃えました(笑)

庭で試したときに燃えなかったのは、煙突に付いているダンパーが閉じてたから。多分ですけど。
煙突に回転式の金属の板が内蔵されていて、これの開放度合いによって空気の流れが変わる。オープンの状態であれば火はよく燃え、クローズの状態であれば火は燃えにくい。

この中華ストーブ、やっぱり中華品質というか、各部のネジの締め付けが緩すぎて、購入直後の状態では使えないんですよね。中には抜け落ちてるネジもあって、梱包材の間に埋まってしまっていて、危うく捨てちゃうところでしたよ。

ちょっと余談になるけど、このダンパー。閉めた状態でも隙間があります。ダンパーの板の直径が煙突の径より小さいためなんですが、これじゃあ空気が完全に止まらない(^^; 本当は同じ径でないといけない。
多分この中華ストーブの参考になったのであろうノルウェーの G-Stove を持ってるキャンパー仲間氏が「隙間があるけえ、閉めても空気が通って火が消えんけえええじゃ」と慰めてくれましたが、いや、これ、あきらかに品質がクソなだけですね(^^;;;
G-Stove の三分の一の値段なんで仕方ないですけど(笑)

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話を戻しますが、購入直後はダンパーの板を軸に止めるネジが緩んでいて、軸を回しても板が動かなかったんですわ、すべって(^^;
で、このネジは締めて安心してたんだけど、実は軸の先に付いている真鍮製のツマミ(これを指でつまんで軸を回転させる)も緩んでて、ツマミを回転させても全然軸が動いてなかったんすわ。二重に仕掛けられた中華品質の罠(^^;;;

なので、最初 G-Stove オーナー氏に「ダンパーが開いてないんじゃないの?」と指摘されたときは「ネジを締め直したので回ってるはずですけどねえ」なんて答えてたんですが、回してみたら「ここの部品もかあ!!」って(^^;;;

そこをちゃんと締め直したら・・・。火もすぐにつくし、その後も十分な火力で燃えて、夜は「すっぽん鍋」、朝は「寝起きに優しい関西風ふかふかうどん」の調理に使えました。14千円という値段にしては良いですな、これ。

ちなみに、今はダンパーを火力調節に使うのは薪ストーブ業界では推奨されてないそうです。
ダンパーを閉じることで、一酸化炭素ガスが逆流し室内(テント内)に流出するので、火力調節はフロントの空気吸入口のみで行うのが正解で、ダンパーは冷たい外気が煙突を伝わって室内に入らないように閉じるものだそうです。

そういう意味でも、この中華ストーブの、閉めても隙間だらけのダンパーは「格好だけ真似た」代物ですな。次回からは、ダンパーのついてる煙突は使わないようにしようと思います。あっても意味がないし、トラブルの元なので(^^;

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岩国在住。広島で働く超零細IT企業社長のいわゆる社長日記。
何か、酒と食い物のことばかり書いているようで・・・お察しのとおり、肥満体です:-)


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