5/6(土)。ひろしま美術館で「ピカソ 青の時代を超えて」を観たあと、今度は広島県立美術館に移動。
広電を八丁堀で降りて、大雨の中、てくてく歩いて上幟町に移動。こんなことなら素直に城南通りに出て歩けばよかった・・・と思ったがあとの祭りである。
目的は 6/11(日)までやっている「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」展を観ることだ。
と言っても、川瀬巴水(かわせ はすい)という人を知っているわけではない。最近はなかなか休日に美術館へという時間が取れないので、特別展をやっているのなら観ておこう・・・くらいのノリで向かったのである。
で、会場で作品を観て初めて気づいた。と言うか、思い出した。「ああ、新版画の人かぁ~」と。
以前、ひろしま美術館で「THE新版画」展が行われたとき、このブログでも『岩国の人には川瀬巴水の「周防錦帯橋」をお勧めする(笑)』なんて書いてた(笑)
渡邉版画店の店主・渡邉庄三郎が生み出した「新版画」は、浮世絵で培われた日本の版画技術に、まるで絵画の筆致を感じさせるバレン刷りの新技法を組み合わせた版画の流派のひとつだが、川瀬巴水画伯はその代表作家である。
川瀬画伯の絵を、職人たちが「新版画」に仕上げていく。版画に合う、合わない絵があるが、川瀬画伯の絵は版画との親和性が高く、かなりの人気を博したようである。
実際、今でも通じる洒落たイラストのテイストがある。古臭さがまったくない。
俺が好きなのは夜の風景を描いたものだなあ。古い日本の風景。家の明かりと周りの闇のコントラストが素晴らしい。「夜の新川(東京十二題)」とか。
月明かりが木の葉の影を幹や側のお堂に落とす「秋田八郎潟」も良い。
夜の風景ではないが、「東海道風景選集 浜名湖」は湧き上がる雲とそれを移す水面が、新海誠監督作品を彷彿させるで(笑)
正直、ピカソ展より見ごたえがあったわ(笑)。イラストレータを目指している若者にも絶対参考になるから観てもらいたい美術展だったなあ。
広電を八丁堀で降りて、大雨の中、てくてく歩いて上幟町に移動。こんなことなら素直に城南通りに出て歩けばよかった・・・と思ったがあとの祭りである。
目的は 6/11(日)までやっている「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」展を観ることだ。
と言っても、川瀬巴水(かわせ はすい)という人を知っているわけではない。最近はなかなか休日に美術館へという時間が取れないので、特別展をやっているのなら観ておこう・・・くらいのノリで向かったのである。
で、会場で作品を観て初めて気づいた。と言うか、思い出した。「ああ、新版画の人かぁ~」と。
以前、ひろしま美術館で「THE新版画」展が行われたとき、このブログでも『岩国の人には川瀬巴水の「周防錦帯橋」をお勧めする(笑)』なんて書いてた(笑)
渡邉版画店の店主・渡邉庄三郎が生み出した「新版画」は、浮世絵で培われた日本の版画技術に、まるで絵画の筆致を感じさせるバレン刷りの新技法を組み合わせた版画の流派のひとつだが、川瀬巴水画伯はその代表作家である。
川瀬画伯の絵を、職人たちが「新版画」に仕上げていく。版画に合う、合わない絵があるが、川瀬画伯の絵は版画との親和性が高く、かなりの人気を博したようである。
実際、今でも通じる洒落たイラストのテイストがある。古臭さがまったくない。
俺が好きなのは夜の風景を描いたものだなあ。古い日本の風景。家の明かりと周りの闇のコントラストが素晴らしい。「夜の新川(東京十二題)」とか。
月明かりが木の葉の影を幹や側のお堂に落とす「秋田八郎潟」も良い。
夜の風景ではないが、「東海道風景選集 浜名湖」は湧き上がる雲とそれを移す水面が、新海誠監督作品を彷彿させるで(笑)
正直、ピカソ展より見ごたえがあったわ(笑)。イラストレータを目指している若者にも絶対参考になるから観てもらいたい美術展だったなあ。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○