お盆休み中の 8/13(土)は、広島銀行岩国支店の横に立つ看板を見て気になっていた「THE新版画 版元・渡邉庄三郎の挑戦」という特別展を観にひろしま美術館にでかけた。
版画そのものに今まであまり食指が動いたことはなかったのだが、看板にはられたポスターを見ると、まるで絵画のような、今までの俺の「版画の認識」を覆すような作品で興味を惹かれたのだ。
「新版画」とは、渡邉版画店の店主・渡邉庄三郎が色々な絵画を観て、これは版画にできそう!という絵と絵師を見出し版画化したもの。明治後期から昭和初期にかけての作品が多い。
浮世絵づくりで使われていた日本の版画技術と、庄三郎氏が編み出したバレン刷りの技術で作られた版画はたしかに「新版画」であった。
例えば絵画で言う印象派だのキュービズムだのといったカテゴリーがあるわけではない。
まるで浮世絵のような版画もあれば、西洋画のようなものもあり、「これは明治、大正期の『わたせせいぞう』やぁ~」と叫んでしまいそうなイラストっぽいものもある。どれも渡邉版画店という工房の高い技術と芸術性をもった職人たちの手によって生み出された、同じ日本人として誇りに思えるほどの芸術作品である。
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版画そのものに今まであまり食指が動いたことはなかったのだが、看板にはられたポスターを見ると、まるで絵画のような、今までの俺の「版画の認識」を覆すような作品で興味を惹かれたのだ。
「新版画」とは、渡邉版画店の店主・渡邉庄三郎が色々な絵画を観て、これは版画にできそう!という絵と絵師を見出し版画化したもの。明治後期から昭和初期にかけての作品が多い。
浮世絵づくりで使われていた日本の版画技術と、庄三郎氏が編み出したバレン刷りの技術で作られた版画はたしかに「新版画」であった。
例えば絵画で言う印象派だのキュービズムだのといったカテゴリーがあるわけではない。
まるで浮世絵のような版画もあれば、西洋画のようなものもあり、「これは明治、大正期の『わたせせいぞう』やぁ~」と叫んでしまいそうなイラストっぽいものもある。どれも渡邉版画店という工房の高い技術と芸術性をもった職人たちの手によって生み出された、同じ日本人として誇りに思えるほどの芸術作品である。
うまく説明できないな(笑)
ぜひ「版画」に興味がない人も観てみることをおすすめする。
サーファーならチャールズ・W・パートレットが原画を描いた「ホノルル浪乗り」「ホノルル浪乗競争」はぜひ観てほしいし、伊藤深水の「避暑地の昼」は昭和16年のわたせせいぞうだ(笑)
岩国の人には川瀬巴水の「周防錦帯橋」をお勧めする(笑)
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