趣味の世界の最近のブログ記事

SNS で知り合った人たちなのだが、ものすごい特撮ファンな方々がいらっしゃって、時々一緒に飲ませていただく。

その時には、もう、頭がおかしいとしか思えない(褒め言葉です(笑))ものすごい濃く深い内容で盛り上がり、まあ、俺はほとんどちんぷんかんぷんなのだが、その様を見ているのが楽しくて、俺もいつもその秘密結社の会合に参加させてもらっているのだ(笑)

第一回目の秘密会議がいつ開かれたのか記憶が定かではないが、コロナのせいで最後の開催は 2019/12/27 。三年半もこの楽しい会を開くことができなかったのである。

20230624_kacho1.jpg今回は、メンバーの中でも頭のおかしい特撮ファンツートップの一人(褒め言葉です)、Tムラさんのお勧めの店、岩国市の「Chinese Dining 花鳥風月」を会場に開催された。

「唐揚げ」「にんにくの芽の炒めもの」を皮切りに、「高森牛のローストビーフ」「麻婆茄子」「広島レモン香る水晶鶏」「空芯菜炒め」、その他、たくさんの料理をいただいたが、どれも美味かった。

しかし、Tムラさんが持ち込まれた「ウルトラマン80」のメカの玩具の話が盛り上がり、料理に箸をつけることを忘れることもしばしば(^^;
旧ポピー時代の貴重な玩具を持っているTムラさんもすごいが、出てくるメカそれぞれに「放送では使われなかったんですが、実はこのメカにはこういう機能があって」と裏設定を説明してくれるツートップのもう一人、Fムラさんもすごい・・・。

俺も、善良なる一般人は特撮物から離れてしまう(40年以上前だからな。当時はそうだったのよ(笑))中学3年生のとき、「ウルトラマン80」は全話視聴したファンだったんだけど(まあ、石田えりが可愛かったからだけど(笑))、もう、メカの名前とかも全部忘れてる・・・

この日は、結局「シルバーガル」というメカの名前をひとつ覚えただけであった・・・(^^;;

もう、あまりに俺が一般人すぎて(笑)、「しのださん、◯◯なんて名前出してもわかんないですよね。これはつまり・・・」と気を使って説明していただくのだが(^^;;;、俺は、まるで気の狂ったような(褒め言葉です(笑))濃いファントークを聞いているだけで楽しいので、ぜひ、次回も参加させてください(笑)

次回は周南で開催かな。

山口県立美術館で開催されている特別展「佐藤健寿展  奇界/世界」を観てきた。

20230501_satou1.jpgと言っても、わざわざそれで山口市まで行ったわけではない。この日は高森みどり中の募集停止問題について県教委の担当者と話をする予定があり山口市に入った。しかし、面談の予定まで少し時間があったので、県立美術館を訪ねたのである。

ただ、時間が・・・。13:30~14:30 の一時間ほどしか鑑賞の時間がない・・・全て観れるのか?

結論から言うと、やっぱり時間が足りなかった。最後の二部屋くらいは駆け足で通り過ぎた感じ(^^;;; 二時間はかけて観るべき作品量だね。

マッドメンの写真や、アフリカ原住民の仮面など、諸星大二郎作品を好きな人なら喜びそうな作品が沢山あるので、興味のある人はぜひ(6/11までなので、まだ一ヶ月ある)

そういえば、嫁さんもこの写真展は観たかったそうだ。佐藤氏というのは「クレイジージャーニー」というTV番組によく出ていた有名人なんだね。一度もその番組を観たことがなかったので知らなかった(^^;

俺的には、最近始めた写真趣味の参考になればと思っていたのだが、そっちはあんまり・・・だった。

いや、佐藤氏の写真技術はもちろん高いものがあり参考になるんだろうけど、俺は写真(他人に観てもらう作品という意味の写真)は大きく二つに分かれると思う。「被写体そのものの存在が作品になる写真」と「なんでもない被写体を技術で作品にした写真」である。

前者は報道写真(ピンボケだろうと決定的瞬間を捉えていればピューリッツァー賞は取れる)や佐藤氏が撮っている「普通の人は目にできない光景」など。秘境写真もそうだし、有名人の日常や、バックステージの様子を撮った写真など。

後者は「どこにでもある物や風景を構図や光の向き、露光時間、シャッタースピードなどを考え、駆使し、なんか感動的な絵面に仕立て上げたり、本来の価値以上のものに見せたり」という写真で、俺たち市井のアマチュアカメラマンが撮れるのは主にこっちだ。

佐藤氏の写真は圧倒的に前者である。もちろん高い技術の上に撮られているのはわかるけど、もう、被写体のパワーがすごくて、ああ、こういう角度で撮って「巨大感」を出してるのね・・・みたいな感想はさすがに出て来ない(^^;;
というわけで、「自分が写真を撮る参考に」という点ではいまひとつだったというわけだ。

でも、本当に面白い世界の風景に出会える、楽しい写真展だと思うよ。

DeAGOSTINI(ディアゴスティーニ)で「第二次世界大戦 傑作戦車コレクション」を買っている。戦車好きなんでね(笑)

毎月 2台の戦車の1/43モデルが届く。モデルとしては、あまり出来はよくない。ABS樹脂感たっぷりでおもちゃっぽいし、けっこうバリなんかもそのまま残ってるしなあ(笑)。

そして、なにより塗装がちゃちい。汚しを入れろとは言わないが、転輪なんかが一色で塗りつぶしてあるのを見ると、かなり安っぽく感じてしまう。
一応、例えば英国の「M3グラントMk.I」であれば、リビアでの「第1機甲師団」カラーに塗られてたり、頑張ろうとはしているのだが・・・惜しい(^^;

なので、精密なモデルを観て楽しむというブツではない。まあ、同一スケールで 60台の戦車が届く予定なので、大きさの比較が体感的にできる資料的な意味合いが大きいか。

で、今月は「ドイツ 重戦車 ティーガーII 第501SS重戦車大隊 ベルギー 1944年」と「ドイツ 1号戦車B型 第7戦車師団 フランス 1940年」の 2モデルが届いた。

・・・んが、なんか1号戦車の 7.92mm MG13k 機関銃の角度が変
1号戦車は軽戦車・・・より更に小さな豆戦車なので、砲塔(銃塔)に大砲は積んでおらず、機銃が 2丁並んで搭載されている。この 2丁の機銃は同じ角度で伸びているはずなのに、左の機銃が下の方を向いているのである。

20220922_tank1.jpg
自分で直してもいいのだが、細い部品だからポッキリいってしまう危険性も・・・と思った俺は、ダメ元で「交換してほしい」とディアゴスティーニに連絡をした。
なんか(例えば、送付したときから曲がっていた証拠はないとか、その程度の角度のずれは許容範囲だとか言われて)もめるようなら無理に交換してくれんでもええけどなあ・・・くらいの思いであった。

ところが、特にディアゴスティーニ側からは何の連絡もないまま、数日後、お詫び文書と一緒に 1号戦車が送られてきたのである。本当に曲がっているのかの確認も無いまま・・・
やるな、ディアゴスティーニ。下手にクレーマーに捕まって長々と相手をさせられるより、さっさと商品送っておいたほうが結局安くすむという判断だろう。
なかなか効率的な判断だ。

「でも、そういう手口で 2台手に入れようとする悪いやつが出てきたらどうするの?」って思うかもしれないが、実際、そういう悪いアホなやつの数は少ないし、同じやつが何度もクレームを入れてきたらそのときは仕方ないから厳しく対応すればいい話。
日本の経営者には「代わりの商品を送るのは損。社員に対応させ、なんとか商品を送らなくて済むようにしなければ」と考えるアホが多いのよねえ。

ちなみに、送られてきた 1号戦車の機銃の角度もやっぱり左右合っていなかった・・・(^^; こういう品質なので(笑)
夕方から、愛車スズキキャリー DA63T 2006年式への「バグトラック エクストラ テントキット」の取り付け作業再開。

バグトラックの幌のフレームは固定式ではない。荷台にボルト止めや溶接等はせず、自立式のフレームを荷台に置くだけである。ただ、それだけだとフレームが動いちゃうので、一応ロープで固定する。これなら「積載物」扱いなので車検のときも取り付けたままでいいとか、そういうことをどこかで読んだ気が・・・

この「一応ロープで固定する」ためのベース金具をフロントとリアそれぞれ荷台に取り付ける。これは元々荷台に開いている穴や、元々取り付けられていたボルトを外してそこに取り付けるわけだが、その作業と、予め組んでいたフレームを荷台に上げる作業だけで 30分かかった。

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自在金具でしっかりロープにテンションかけて取り付け終了。

友達がいる人は手伝ってもらった方がいい(笑)

とりあえず、まだシートはかぶせていないフレームだけの状態で玖珂まで買い物に行ってみる。やっぱり少しロープが緩んでいたので自在金具を引っ張り上げて増し締め。これでかなりカチカチに固定できた。

そして、最後にフレームに巻きつけられたプチプチを全部取っ払ったのだが、結局これが一番時間がかかった。すっかり辺りも薄暗くなったのでシートを張るのは翌日に。

そしてここで大変なことに気づいた。
雨漏りしないように、シートの端をキャビン水切り部にしっかり固定するための「コの字型クランプ 7個」が同梱されてねえ!!
折り畳んだシートの間に入ってしまっているのではとさっきシートを開いてみたが、やっぱり見当たらない。
販売元の「CAR FACTORY TARBOW(カーファクトリー ターボー)」に電話してみなきゃ。

明日、シートを付けてしまおうと思っていたが、まだまだ先になりそうだなあ・・・

一昨年晩秋に地元の紳士たちと海のルアーフィッシングを始めて、一年間、すごい勢いで釣りに出かけていたが、最近はすっかりペースが落ちてしまった。キャンプばっか行ってるしね。

で、先週の日曜日に久しぶりに釣行したのだが、実に 11/13以来一ヶ月以上ぶりの周防大島だった。自分でも驚いてしまった。こんなに釣りをしていなかったのか!!

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というわけで、1/16 になって今年初めての大島釣行。狙いはアジかメバル。どっちでも釣れれば良い(笑)

ちなみにこの日は、前日に発生したトンガの海底火山の噴火で、周防大島でも潮位が10cm上がっているとニュースでやっていた。
まあ、10cmなら危険もなかろう。それに、アジ、メバルを港内で狙うのなら、潮の動き云々より、まずは十分な水量があることが大事だと一年ルアー投げて分かってきた。
10cm潮位が上昇しているのなら、いつもより良い釣果が期待できるかも・・・と(笑)

まあ、実際は期待はずれだったけど(^^;

この日は安下庄で 8:36の満潮予定だったので、しっかり水位が上がったところで釣りをしようと 8:10頃「鹿家港」の内側の短い防波堤に入った。

すぐに 0.4号の PE ラインに 1号のフロロカーボンラインをリーダーにし 1gのジグヘッドをつけ投げる。
風がほとんどないのでよく飛ぶ。巻いてくると足元あたりでピクピクとアタリが。しかし、合わせてみるけど乗らない。

20220116_shishinoe3.jpg
同じようにもう一投。再びアタリあり。今度はすぐに合わせずじっと我慢。アタリが強くなったところで合わせてみる。

ベラだった・・・(笑)

まあ、アタリのときから「あ、ベラだな」って思ってたけど(笑)
小さいのでリリース。しかし、数分ですぐヒットしたので、今後の展開が楽しみ~と思ったのだが、結局釣果はこの 1尾のみ。
このあとも20分くらい粘ってみたのだが、冬は突堤の周りに海藻がぎっしり生えて、気を抜くとルアーがすぐに「とろろ昆布が絡みついたうどん」みたいになってしまう。

というわけで、2022年最初の釣果は・・・ベラ一尾であった・・・
コンパクトカヤック(Winner)用に魚群探知機を買いました(笑)

いやあ、ほんと、大海原に出ると(いや、岸からせいぜい数十メートルのところをぴちゃぴちゃ漕いでるだけですけど(^^;それでも)、実際、どこに魚がいるのか全然わからん(^^;。魚探ないと、無理ーーー!!と。

とは言っても、金もないので、1万円台の安いやつを。でも、レビューとか見ると 1万円台の魚探って基本「おもちゃ」やねえ・・・と。まともに使えるのは俺の買った「GARMIN STRIKER4(ガーミン ストライカーフォー)」だけみたいな・・・

これが本体が 15,780円。電源は外部バッテリーから取ってこないといけないので、バイク用の 12V(9A)のシールドバッテリーを購入。これが 2,800円。ストライカー4のバッテリー接続用の線の先はむき出しの銅線になっているので、そのままバッテリー端子に結びつけることもできるが、ナフコに行って買ってきた「差込形接続端子」を取り付けた。これで抜き差し簡単に(笑)

で、とりあえず本体はプラスチックケースを利用し、中にバッテリー、蓋に本体を取り付け「なんちゃって防水」(笑)。これならカヤックに穴を開けたりしなくていいかな・・・と。足元に置いておけばいいからね。

20210619_GARMIN1.jpg

で、問題は振動子の取り付け。音波を出して海中の様子を探るセンサーね。このセンサーの真下を魚群探知機というのは探っていくので、船の底とか、音波を遮らないようにこの振動子を取り付けないといけない。

というわけで再びナフコにゴー(笑)
金属のプレートを買ってきて、船の横から出して海中に振動子を浸けられるように L字型に曲げ、その先に振動子を着ける。
錆びないようにステンレス製のプレートにしたかったんだけど高いので(^^;、とりあえず鉄製のプレートで試してみる。

20210619_GARMIN2.jpg

こいつを、一番近くのロッドホルダー取り付け用の穴に M6 サイズのノブボルト(ノブ付きネジ)で取り付けてみた。

また詳細は別のエントリーで書こうと思うが、結論から言うと、実際にこれで海に出てみたけど全然問題なかった。
というか、これ、けっこうベストな取り付け方だなあ。現場での取り付け、取り外しの容易さからも。

20210619_GARMIN3.jpg

ノブボルトで締め付けただけだと、ちょっとガタつくので(ただし、機能的には問題なし。ちょっと気持ちの部分で気になるだけ(笑))、薄いゴム板を挟むなどしたほうがいいかもな。

あと、本体&バッテリーをプラスチックケースにまとめたのは、カヤックの底(床)って平らじゃなく湾曲しているので収まりが悪かった。ちょっと斜めになっちゃって。これはもう少し工夫が必要だな。全然使えないわけではなかったけど。

まあ、でも、船体側に加工なく取り付けられたので良かった。

初めてカヤック買って、初めて魚探を着ける人は色々悩むと思うので、この記事が参考になればと思います。
このやり方なら、船体に穴を開けたりってことは全然無いので、まずはやってみて、自分で工夫をしていけばいいと思いますぞ。

<追記>
世界的な半導体不足の影響か、STRIKER4 もどんどん値段が上がっているので、もうしばらく待ってまた値段が落ちてから買うか、そうでなければ早めに買われることをおすすめします(笑)

こっそり嫁さんが仕事に出てるときに受け取ろうと思ってたのに、昨日、思ってたより早く届いてしまい、嫁さんから「何?これ。重かったんじゃけど」と厳しい聞き取り調査が入った品・・・

もちろん、最後まで「なんじゃったっけ?パソコンの部品?」とか白を切り通しましたが・・・

中華製の 2スト船外機です。

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本当は2万円くらいするんだけど、クーポンとか T-POINT とか使って安く買いました。

部品はアセンブリー単位でバラバラの状態で届くので、自分で組み立てが必要。まあ、田舎者の俺たちは草刈り機とかで慣れてるんで、例えばアクセルワイヤーをキャブレターの金具に引っ掛けたりとか何も考えずにささっとやるけど、普通の人ってこういう組み立てできるんかね?説明書は一切無いけど(笑)

ま、そんないらん心配は置いといて、エンジンにはしっかり「BRUSH CUTTER」の文字が。完全に草刈り機のエンジンを流用です(笑)

ま、中華製のものに最初から大した期待はしてないので大丈夫です(笑)

しかし、電気部品とかもむき出しで、ほんと大丈夫なのかね?塩水で一発でやられそうな気がするけど・・・

購入後に気づいたんだけど、レビューが 3件しかなく、うち 2件が「海に出てエンジンがかからなくなって遭難しかけた」というもの。おいおいおい・・・。残り 1件は★5つだったので「お、ちゃんと使ってる人もいるやん」と思ったら、「無事届きました。まだ使用していません」と・・・(^^; おーい。使ってないのに★5つ付けたんかーい!!

というわけで、オスプレイ以上の「未亡人製造マシーン」のようですが、とりあえずマウントを自作しないとボートに付きそうにないので、実戦投入はまだ先になりそうですなあ・・・(^^;

この金曜日は、お客さん宅内での作業で少し残業して帰宅後、別のお客さんとオンラインで打ち合わせ。
無料のTV会議システムを利用して気軽に打ち合わせや飲み会を開くのが当たり前になってきた昨今。コロナ禍によって、本当に社会は一気に変化した。まあ、その辺の話もそのうちまとめてみたいな。
んが、もちろん今回はそんな話ではない。

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20時過ぎにお客さんとのリモートミーティングが終わると、俺はいそいそと準備を始めた。最近購入した釣具を整理し、小さなショルダーバッグに詰め込む。
そう、久しぶりの周防大島への釣行である。3/14の竜崎温泉前堤防攻略戦以来ではないか???

21:50に自宅を出て、30分後の 22:20。俺は三蒲漁港の沖側の長い防波堤の突端、常夜灯の下でロッドを振っていたのだ。

この日の三蒲漁港は、内側の短い堤防の突端には既に二名のルアーマン(作業服姿だったので、仕事帰りなのかも)の姿が。しかし、沖側の堤防には誰も入っていないという糞ラッキーな状態であった。

潮は、岩国の情報(三蒲漁港は、東安下庄よりも岩国の潮汐に近い)だが、18:19干潮、翌 0:57満潮。俺が使っている潮汐参照ソフトは日を跨ぐ潮のときは時合が表示されないので俺の判断だが、時合は20:00~23:00くらいじゃないかと。ということは上潮なので、23:00を中心とした 1時間くらいが美味しい釣れ釣れタイムなのではないか?と考えた。

・・・が、水が無い!?思ってた以上に潮位(海面の高さ)が低い。防波堤の周りの捨て石も露わになっていて、ルアーを投げるのに苦労しそう。
太平洋や日本海など「外海」で釣りをしている人には信じられないかもしれないが、この金曜日は「中潮」だったが、瀬戸内海では干潮、満潮の潮位の差が 2.5mもある。18:19の干潮は潮位が約 50cm、満潮は約 300cm。22時ごろでも、まだ満潮には 1m以上足らない。

これじゃあ釣りにならんなあ・・・と思いつつキャストを開始。
最初の 30分間はアタリすらなかった。短い堤防から港内を攻めている二人組には釣果があったようで、それを憎しみのこもった目で見つめながら俺はロッドを振り続けたのである。

そしてその時は訪れた。

突端の常夜灯の下から、堤防の外の薄暗い海にジグ単を投げ込む。捨て石の先の駆け上がりになった部分を狙う。リグを十分沈ませて、巻き始めると当たり無しにいきなり巻きが重くなる。「あ!?やべっ、ボトムまで落としたんで根がかったか!?」と思ったほどの抵抗。しかし、強く巻けば寄せられるので魚だと認識。

21cm のメバルであった。

ジグ単のワームは、「reins FOR SALT WATER AJI CARO SWAMP(アジキャロスワンプ)」の「295 UV アカアミフラッシュピンク」。随分昔に買ったのだが釣れる気がしなくて放置していたワームだ。キャッチコピーが「アジに効く メバル大好き」となっているので、どういう状況でも使えると期待して持ってきたワームである。いきなり結果がでた。

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時計を見る。俺が「美味しい時間になるだろう」と読んでいた 22:50。「釣れ釣れタイム」の始まりだ。

わずか 2分後。今度は数メートルだけ防波堤の根元側に移動したところで、同じように捨て石の先の駆け上がりを狙う。
今度は20cm には届かなかったが、十分良いサイズの 19cmのメバルをゲット!
思っていたとおりの展開である。嬉しい!!

こうなったら、当たりワームのアジキャロスワンプで数釣りを目指すか!!・・・という楽しみ方もあるのだろうが、俺はラインの先のスナップからアジキャロスワンプの付いたジグを外したのであった。

「今日はアレをテストしなきゃ・・・」そう、アレを。
アレとはもちろんスピナーである。「紳士の会」はソルトウォーターの現場でスピナーを流行らしようとしている。スピナーのブレードをぶるんぶるん回転させてせメバルを誘うのである!(つづく


さて、リクライニング機構のストッパー部をグラインダーで削り取るという強引な改造で、実際に助手席のシートは前にべったりと倒せるようになり、すくなくとも助手席はフラットな状態になっている。

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まだ、後部座席と 10cmくらいの高さの差があるし(助手席の方が 10cmくらい高い)、助手席と後部座席の間には 22cmの隙間がある。(本来、足を置くところね)
この部分をどう埋めるかはまだこれから検討しなくてはいけないが(同じような改造例だと、ホームセンターで買ったクッションで隙間を埋めているものがあったが、そんなに良いサイズのクッションがあるのか?)、とりあえず後部座席側に頭を置き、車両前面に向かって足をのばして寝てみる。

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おお、ちゃんと身体をのばして寝れるじゃないの。身長180cmの人でもぎりぎり大丈夫かもしれない。
前後のシートの高さの差など、現時点では快適な睡眠にはまだまだ問題があると書いたが、泥酔していたら朝まで寝てしまいそうではある(笑)

「泥酔してたら、今の状態(改造前の状態)でも寝れるやろう」と思うだろうが、甘い!
運転席に座ったままで(もちろんリクライニングは倒して)布団をかぶって寝ることがあるのだが、さすがにハンドルが邪魔で狭い。途中でクラクションを鳴らしてしまったりして目が覚めちゃう。
助手席は足が伸ばせないので(足元にある小物を置くためのトレーなどが邪魔になって足が伸ばせないのだ)そもそも寝れない。
後部座席では背中を丸めて横になれば寝れなくはないのだが、たいがい、前部シートと後部シートの隙間に落ちて目が覚めてしまう。

だから、こうして足をのばして横になれないと、いくら泥酔していても朝まで眠るのは不可能なのだ。
デッキバン乗りの悩みである。

さあ、助手席がフラットになると、これは思っていた以上に快適な状態が作れそうですぞ。
春先の釣りや呑み会で車内泊できるように、急ぎ後部座席の整備を進めないといけない(笑)

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ちなみに、グラインダーから飛んだ火花でシートカバーが焼けて穴が空いてしまった・・・
一応、ダンボールで作った急ごしらえのカバーを充てての作業だったのだが、適当に作ったカバーだったので、隙間を抜けて大量の火花が当たってしまったようである。

まあ、このままほっておくことにする。いざとなったらシートカバーだけ交換できるので大きな問題ではない。

でも、このブログを読んで真似をしてみようと思う人は、火花が飛んで社内の装備を焼いたり焦げを作ったりしないように注意ね!!(笑)・・・まあ、部品をばらして作業すれば問題ないけどね(面倒臭かったので(^^;)

以前乗っていた車は軽の箱バンだったのだが、乗用タイプのワゴンだったのでシートはフルフラットになり車中泊も楽だった。

ところが、今乗ってる「ダイハツ ハイゼット デッキバン」は貨物タイプのバンだからシートの作りも適当で助手席を後ろに倒してもフルフラットにはならないし、ハイゼットカーゴのように荷室は無いので、後部シートを上げてフラットな荷室で寝ることもできない。
そもそも、本来の荷室部分は、軽トラの荷台のように車外にあるのだ。それが「デッキバン」である。

それでも、助手席のシートが前にべったり倒れれば、後部座席(単なる板、つまりベンチシートである)を工夫してフルフラットにできなくもないが、助手席は前にほんの 10度程度しか倒れない。例えば後部座席に寝て、前に足を伸ばすなんて夢のまた夢なのである。

だから、助手席のシートを前にべったり倒してフラットにできるように改造した。

改造は簡単である。「もう、この車は乗り潰す。下取りに出すことはない」と決心すればいいだけだ(笑)
そして、シートが 10度ほどしか倒れない原因であるストッパーをグラインダーで削り取ればいいのだ。

20190127_van1.JPG

この写真でわかるだろうか?
リクライニングカバーを外して(ネジ一本でとめられているのですぐ外せる)、リクライニング機構を露わにする。
外周の右の方に出っ張っている箇所があるのがわかるだろうか?これがストッパーである。
そう、背もたれから伸びた金具(金属の板)が、このストッパーに当たり、それ以上前に倒せないというわけである。(この写真は、まさに金具がストッパーに当たっている状態である)
だから改造は単純な話だ。このストッパーをグラインダーで削り取ればシートはそのまま際限なく前に倒せる。

20190127_van2.JPG

で、削り取ったのがこの状態。
実は、これ、まだ不十分である。もっと前の方を削らないとスムーズにシートを倒せない。これだとまだ背もたれから伸びた金具がこのストッパー部分に当たってしまう。少々力任せに前に倒さないといけないのである。

20190127_van3.JPG

が、しばらくこのままにしておくことにした。
このようにシートをべったり前に倒した状態で車を走らせると、多分シートがごとごと動いてしまう。しかし、今はストッパーのところにまだ背もたれの金具が当たっている。そのおかげで、シートが全然ぶれないのだ。

さあ、これで快適な車内泊に一歩近づいたぞ(笑)


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