DeAGOSTINI(ディアゴスティーニ)で「第二次世界大戦 傑作戦車コレクション」を買っている。戦車好きなんでね(笑)
毎月 2台の戦車の1/43モデルが届く。モデルとしては、あまり出来はよくない。ABS樹脂感たっぷりでおもちゃっぽいし、けっこうバリなんかもそのまま残ってるしなあ(笑)。
そして、なにより塗装がちゃちい。汚しを入れろとは言わないが、転輪なんかが一色で塗りつぶしてあるのを見ると、かなり安っぽく感じてしまう。
一応、例えば英国の「M3グラントMk.I」であれば、リビアでの「第1機甲師団」カラーに塗られてたり、頑張ろうとはしているのだが・・・惜しい(^^;
なので、精密なモデルを観て楽しむというブツではない。まあ、同一スケールで 60台の戦車が届く予定なので、大きさの比較が体感的にできる資料的な意味合いが大きいか。
で、今月は「ドイツ 重戦車 ティーガーII 第501SS重戦車大隊 ベルギー 1944年」と「ドイツ 1号戦車B型 第7戦車師団 フランス 1940年」の 2モデルが届いた。
・・・んが、なんか1号戦車の 7.92mm MG13k 機関銃の角度が変。
1号戦車は軽戦車・・・より更に小さな豆戦車なので、砲塔(銃塔)に大砲は積んでおらず、機銃が 2丁並んで搭載されている。この 2丁の機銃は同じ角度で伸びているはずなのに、左の機銃が下の方を向いているのである。
自分で直してもいいのだが、細い部品だからポッキリいってしまう危険性も・・・と思った俺は、ダメ元で「交換してほしい」とディアゴスティーニに連絡をした。
なんか(例えば、送付したときから曲がっていた証拠はないとか、その程度の角度のずれは許容範囲だとか言われて)もめるようなら無理に交換してくれんでもええけどなあ・・・くらいの思いであった。
ところが、特にディアゴスティーニ側からは何の連絡もないまま、数日後、お詫び文書と一緒に 1号戦車が送られてきたのである。本当に曲がっているのかの確認も無いまま・・・
やるな、ディアゴスティーニ。下手にクレーマーに捕まって長々と相手をさせられるより、さっさと商品送っておいたほうが結局安くすむという判断だろう。
なかなか効率的な判断だ。
「でも、そういう手口で 2台手に入れようとする悪いやつが出てきたらどうするの?」って思うかもしれないが、実際、そういう悪いアホなやつの数は少ないし、同じやつが何度もクレームを入れてきたらそのときは仕方ないから厳しく対応すればいい話。
日本の経営者には「代わりの商品を送るのは損。社員に対応させ、なんとか商品を送らなくて済むようにしなければ」と考えるアホが多いのよねえ。
ちなみに、送られてきた 1号戦車の機銃の角度もやっぱり左右合っていなかった・・・(^^; こういう品質なので(笑)
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