「驛麺屋(ほんとは驛麺家(笑))ビッグフロントひろしま店」の 100円おつまみが食品ロス削減のために弁当用食材の余りで作られているのを知って、うどんやそばを注文せずビールとつまみだけで涼んでいくことにうしろめたさを感じていた俺も、堂々と「ビールと小皿のつまみで帰宅途中のエネルギーチャージ」を行えるようになった(笑)
この月曜日。定時で職場を出た俺の身体を容赦なく照り付ける狂暴な太陽。職場から 2kmほどの道のりをその太陽の暴力に耐え抜いて歩き切った俺は、まるで避難するように「驛麺屋 ビッグフロントひろしま店」に転がり込んだのだ。
先日、「生ビール1杯でつまみ2皿はちょっと多いな」と感じていた俺は、「瓶ビール(アサヒスーパードライ)」580円を注文。それと「おつまみ2皿」200円のセットで火照った身体を冷ましていくことにした。
つまみはいつもの「鶏の照り焼き」と「タコの酢の物」だ。
小ぶりなコップからよく冷えたビールを喉に注ぎ込み、俺は死と隣り合わせの灼熱地獄から生還した喜びを感じながら店の壁にかかったテレビに視線を向けた。ニュースが流れていた。「え?」驚きの声が漏れる。「東野圭吾、亡くなったの?」
大腸癌で亡くなられたとニュースは伝える。そうだったんか。東野氏の著作にはたくさん楽しませてもらったなあ。東野氏原作のドラマや映画もよく見た。
俺は推理小説に関しては、綾辻行人氏の作品のような「謎解きメインの本格派」が好みなんだけど、宮部みゆき氏や東野圭吾氏の作品のような「事件に絡む人間もしっかり書ききった作品」は別格で好きだったね。
例えば「社会派」と呼ばれるような「事件そのものには大した謎のないもの(だいたい、動機は何だ?って話)で、トリックより人間模様などをしっかり書ききった作品」はあまり好きではない。退屈なんだよな。
でも、東野圭吾氏の作品は、事件の謎、事件に関係する人間、そのどちらについてもしっかり書き込まれていて読みごたえがあった。エンターテイメント作品としてもしっかり計算して構築されてたし。まさに天才。
実に残念だ。俺は他の客がこちらを見ていないのを確認すると、ニュースを流すテレビに向けてビールの満ちたコップをちょっとだけ捧げた。東野圭吾氏への献杯だ。感謝を込めて。安い晩酌のビールでごめんなさい(^^;;;
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○