金曜日は広島で「寅卯」「団欒 なかむら」とハシゴして岩国に帰ってきたんだけど、そういえば 21時台の岩徳線は無かった(^^;;
まだ一時間くらい次の岩徳線まであるし・・・。ただ、以前 SNS でちょっと話題に出したんだけど、岩国って小一時間くらいサラっと呑んで帰れる店ってなかなかないんよね。あ、「一見客」でってことよ。
そりゃ、常連になってる店ならどんな飲み方だってできるやろうけど。
それでも二、三軒、以前から目をつけていた店を訪ねてみたが、そういう店ってやっぱりカウンターだけの小さな店だったりするので、12月の週末には常連さんだけでカウンター席が埋まっちゃってて、しかも全員が同じタイミングでドッと笑ってたりして、こりゃ、とてもじゃないけど人見知りの俺には入れん空間や(^^;;
そんなこんなで、宛てもなく中通りを歩いていると、前から調理人の白衣を着た熊のような男の姿が。一瞬目が合う。
「ああ、ここがあった」
俺は、熊、いや、「旬鮮市場 ととや」の大将のあとを追うように店の暖簾をくぐっていたのであった。
「ととや」は置いている酒も料理も一級品なので、「小一時間ほど時間つぶしに呑んで行く」と考えた時に全然候補として頭に浮かばんかったけど、別にそういう飲み方しちゃいけない店じゃないよね。
まだ一時間くらい次の岩徳線まであるし・・・。ただ、以前 SNS でちょっと話題に出したんだけど、岩国って小一時間くらいサラっと呑んで帰れる店ってなかなかないんよね。あ、「一見客」でってことよ。
そりゃ、常連になってる店ならどんな飲み方だってできるやろうけど。
それでも二、三軒、以前から目をつけていた店を訪ねてみたが、そういう店ってやっぱりカウンターだけの小さな店だったりするので、12月の週末には常連さんだけでカウンター席が埋まっちゃってて、しかも全員が同じタイミングでドッと笑ってたりして、こりゃ、とてもじゃないけど人見知りの俺には入れん空間や(^^;;
そんなこんなで、宛てもなく中通りを歩いていると、前から調理人の白衣を着た熊のような男の姿が。一瞬目が合う。
「ああ、ここがあった」
俺は、熊、いや、「旬鮮市場 ととや」の大将のあとを追うように店の暖簾をくぐっていたのであった。
「ととや」は置いている酒も料理も一級品なので、「小一時間ほど時間つぶしに呑んで行く」と考えた時に全然候補として頭に浮かばんかったけど、別にそういう飲み方しちゃいけない店じゃないよね。
一階はカウンター席だけだけど、席が広いんで、一杯の酒と絶品の刺し身を一品だけ、じっくり小一時間かけて味わうには良い環境だし。むしろ、江戸前の寿司屋で風呂屋からの帰りに寿司を二、三貫だけつまんでいくような、そんな粋な呑み方の似合う店だろう。
さっと帰る客に「あら?もう少しゆっくり呑んでいけばいいのに」と声をかけることもない、客との距離感がちょうどいい店だと思うし。
いや、大将の思いはわからんけどさ(笑)
てことで、この日は「萩の鶴 純米吟醸」(宮城県)を半合と、大将に「今日は何の刺し身があるの?」と聞くと「カワハギが良いですよ」ってことだったのでそれをお願い。
いやぁ、このカワハギが絶品だった。
まるごと一尾のカワハギのお造り。一皿 2,000円也。いや、この内容でこの値段は安いと思うけど、家でいつもの晩飯を食ってる家族のことを考えると、「むちゃ美味い、2千円もする刺し身を一人で食ってごめん」と申し訳ない気持ちになる、そういう絶品(笑)
もう、肝がね・・・
口に入れると、まるで雪のように溶けて、舌の上には心地よい甘みのみが残るという・・・ああ・・・ああ・・・
一口食べる毎に「はぅ」「むほぉ」と吐息が漏れたわ(笑)。他のお客さんにはキモいおっさんの姿を晒して申し訳ありませんでした(笑)
あまりにじっくりと味わってたもんだから、酒一杯に肴一品だけなのに気がつけば岩徳線の時間。最後の方は、慌てて呑んで食ってで・・・(^^; もったいな。
小一時間ほどで慌てて帰る俺に、大将が「いつも来てもらったときはバタバタしててごめんなさい」って声をかけてくれたけど、違うのよ。店がバタバタしてるから帰るんじゃないのよ。バタバタしてるのは俺の方なのよ(笑)
いや、でも、今度から「ととや」で「酒一杯と肴一品でちょっと時間つぶし」ってのはありだな。
電気ウナギ的○○
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電気ウナギ的○○