音楽: 2008年11月アーカイブ

081127_055715.JPGAmazon で買ったアナーキーのCDが昨日届いていた。

デビューアルバムの「アナーキー」だ。(もちろん、レコードでも途中で削られた「東京イズバーニング」は当然入ってない(^^;)

いやぁ。最高であります。

この中では特に「あぶらむし」が好き。

ボーカルのシゲル(仲野茂)がフロントマンなんだけど、実際の中心人物はシンイチ(藤沼伸一)だと思う。だよね?>コアなファン

どうしても曲の性質上、リードギターもリズム・バッキング中心になっちゃうので、それこそ銀蝿とかと同じテク無しバンドだと誤解しているヤツもいたが、シンイチはテクもセンスも当時からけっこうハイレベルだったよ。

マリ(逸見泰成)も、問題ない程度にはきちんとバッキング決めてるしね。

新左翼的な歌詞を嫌う人もいたけど、俺はノンポリだから全然大丈夫。
英国パンクの物まねバンドって評価も問題ねえ。だって、クラッシュもピストルズもそんなに聞き込んでないから全然OK。俺にとっちゃ、アナーキーのほうが本物だね。

今度は「心の銃」の入ってる「亜無亜危異都市」買わなきゃ。
(この、珍走団みたいな漢字の当て字だけは当時から抵抗あったけど。ネーミングのセンスは無い人たちだ(笑))

なんと、ノヴェラの「サンクチュアリ(聖域)」が 2007年に再販されてたんですなあ。

ノヴェラ、知らない?1980年代に活躍していた「日本の元祖ヴィジュアル系バンド」です。メジャーヒットはないから、知らん人の方が多いだろうけど・・・(^^;

僕はこの1983年発売の「サンクチュアリ(聖域)」が大好きでねえ。

彼らのことを、ヴィジュアル系バンドだと(音を聴きもせずに)馬鹿にしてたんですが、たまたま聴いたこのアルバムに、ガツンとやられました。ええ。

「ディバイン・コメディー」と「ルナティック」は、QUEEN を彷彿させるインテリジェンスな曲の構成を見せ、そして最終曲の「黎明」の壮大な展開。うーん、いいじゃん・・・と。

んが、何せメジャーヒットがなかったので、レンタルレコード店でもすぐに彼らのレコードは姿を消し、所有してたテープが伸びて聴けなくなったら、それが一生のお別れに・・・

実は、一瞬ベスト盤みたいなCDが90年代に出た(はず、なん)だけど、「ディバイン・コメディー」が入っていなくて、さて、借りようかどうしようかと悩んだ末に、やっぱ借りようと思ったらもう店から処分されていたという悲しい思い出が・・・(--;

で、何年か前に、CDで再販してないかなっとインターネット上で検索かけたことはあったんだけど、そんときは何にも引っかからなくて・・・
どうも、2005年辺りからぽつぽつとCDで再販されつつあるようです。検索したのが早すぎたんだな。

ということで、Amazon で「サンクチュアリ(聖域)」注文しました。マーケットプレイスだけど。
28日発送予定だそうです。

楽しみ。むふ。