漫画の最近のブログ記事

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いましろたかし氏の短編集である。

"逆島耕作"盆堀課長、才能もやる気も失った映画監督、ダウナーだけど、実は一番しぶとく生きている春山くん等、個性的だが、ある意味自分の姿と重なってしまうキャラクターたちの日常を描いた短編集。

大笑いできる箇所はひとつもない。

彼らはただ普通の生活を送り、そこにたいそうなことは何も起こらない。

「飲んでるとオッパイぐいぐい押しつけてくるぞ」と皆に聞いてた飲み屋に出没する65歳の痴女から何もされず、「俺が悪いんだな・・・どこか堅っ苦しいから・・・トホホ」と落ち込む映画監督の姿を見て、「65歳の痴女なんかに相手にされなかったからって悩むことかよ」と俺たちは笑ってしまうんだけど、俺ら、似たような恥ずかしいことを淡々と繰り返しながら日々を生きてるんだよな、実際。

普通の人の日常に起きるささやかな事件の「身も蓋もない」恥ずかしいオチに笑いながら、何か、身につまされる思いをしてしまう、そんな漫画です。

たいがいの人が「この程度の恥はかきながら生きてるんだよな」ということに気づかせてくれる、おつかれ気味のサラリーマン必読の書かもしれない。

081009_012344.JPGなんだこれ?

ああ、やっちゃったな。これでもう、この漫画も終わりかな・・・が正直な感想。

4巻までは今までにないリアルさを持った教師漫画だったんだけど、5巻で全てが壊れてしまった・・・(ずっと前から伏線は敷かれてたんだけど、よもや、こういうオチだったとは・・・)

鈴木先生の彼女・麻美さんが、他人の夢を覗けたり、生霊を飛ばしたり・・・無茶苦茶オカルトな力を発揮します。あ~あ、なんだ、これ?(笑)

今回も、「今の学校教育は、手のかからない子供の心の摩耗の上に支えられているんだ・・・」とか、問題を提起する良い台詞もあるんですよ。これは僕も常々思ってたことなんで、おお!そのとおり!とか盛り上がったんですが、でも、そんなのも麻美さんの「生霊飛んでた!?ゴメン!」の一言で台無しです。(^^;

作者のね、武富健治がオカルトを信じてるのはかまわないんですよ。僕は一切オカルトなことは信じない人間ですが、例えば、武富健治が何かのインタビューで霊を信じてるとか、超能力は本当にあるとか力説してても、それでこの作品の価値が落ちるわけではないと思うんですよ。

でも、この作品の中にそれを持ち込んじゃ駄目でしょう。
この作品にオカルトな味付けをするセンスが最悪です。白けるだけです。

6巻もこんな調子だったら、もうこの作品を読む価値はゼロですな。


文芸漫画家武富健治公式ホームページ
http://www.oxna.net/

080808_002215.JPG漫画は大好きで、書斎の書棚も大半が漫画で占められてます。

で、今回はそんな漫画の中の一分野。エロ漫画の話をちょっと。

まあ、エロ漫画も若い頃から色々読みましたが(笑)、その中で好きな作家第一位を決めるとしたら、牧部かたるか師走の翁・・・うーん・・・僅差で師走の翁かなあ。
どこかぶっ飛んだキレたエロ漫画が好きなんです。隣の大学生のお姉ちゃんと高校生の僕が・・・とか、若い継母と大学生の息子がつい・・・的な、普通の設定のエロ漫画にはあまり興味が無いというか。そんなんだったらエロDVD鑑賞の方が百倍良いというか。

その点、牧部、師走の両氏は色々なパターンのぶっ飛んだ設定が多くて、よくまあアイディアが続くなあと感心します。

僕が両氏の代表作を勝手に選ぶとしたら、牧部かたるは「バスタイム・ラブタイム」、師走の翁は「宴-ENN-」かなあ。
ありゃ、どっちも乱交ものですよ。なんか、僕の嗜好を誤解されちゃうなあ。(^^;

なんて感じなんですが、今日、その牧部かたる氏のブログで「バスタイム・ラブタイム」に関するお話を発見しました。

へえ、そうなんだ。作者ご本人は「ちょっと味付けを間違えた」作品だと思ってるんだ。へえ~。
いやあ、僕はエロ漫画という「制約のきつい」ジャンルできちんと一冊の物語にしてるというのはすごいと思うけどなあ。エロシーンばかりでストーリーがまったく動かない作品や、どこがエロ漫画なんやっていう「なんか作者が誤解した」連載エロ漫画はたくさんあるけど、その点、「バスタイム・ラブタイム」はバランスよくまとまってるなあと。

でも、まあ、「俺ぁ、もっともっとエロい漫画描いたるでぇ」という気持ちからの言葉なのでしょうね。期待しております。


 

http://blogs.dion.ne.jp/mangablog/archives/7079242.html

080727_183302.jpgいやあ~、やっとガルーダ編が終わりましたね。長かった・・・

30巻くらいから展開がたるくて、たるくて・・・1巻で書けることを3巻くらいにのばして書いてるみたいな。いわゆる漫画の「冗長構成」と化してましたからなあ。(笑)
19巻からだっけ?ガルーダ編。ほんま、長すぎるって・・・(^^;

実は、僕がキリンと出会ったのって、このガルーダ編が始まってからなんだよな。
あれから何年???ほんまに長すぎる・・・大した話じゃなかったのに・・・。(ま、それでも Katana や Ninja が疾走しているシーンを見ているだけでも楽しいのが、バイク乗りの損な性だったりするわけですが(^^; なので、ついつい買い続けちゃう)

で、新シリーズは「バイク一家人生劇場」????

うーむ・・・18巻までの、バイク乗りたちの様々な思いや経験を集めた群像劇のファンだった僕としては、何か違うものになっちゃったなあ・・・キリンも・・・って感じだねえ。

080724_000604.JPG最近の野球漫画の中では一番面白い。
ひぐちアサの「おおきく振りかぶって」。野球少年の長男坊を筆頭に、僕も嫁もはまってます。

中学時代、おじいちゃんがオーナーの学校で「えこひいき」でエースを任されていた少年が、高校で本物のエースに成長していく姿を中心に進んでいく話だが、そのチームメイトたちも個性的で、いわゆる群像劇の様相を呈している。最新刊の10巻では、急遽四番を任されたキャプテンがその重圧にもがき苦しむ姿が中心に描かれている。

(本当に野球をしている人が見たら違う見方になるんだろうけど)例えばバッターの少年が次の配球を読むシーンや、ランナーが盗塁をするシーンでも、どうして次の球を外角カーブと読んだのか、どうして三盗をしたのか、そういうことが一球一球事細かく記述され読み応えがある。野球はこれほど頭を使わないといけないスポーツなのか!!

練習内容の記述も詳細で、それによってどういう効果があるのかということを何ページも使って顧問の教師が説明したり、ウンチク漫画的な展開も多い。
(重ねていうが、野球をやってる人から見たら違うと思うけど)試合展開も含めて、ほんとにリアリティを感じられる作品なんだな。

で、困ったことが一点。
リアリティを追求してるので(「ドカベン」などでは絶対ありえないが(笑))高校生たちの会話にも、やたら「チンコ」とか「オナニー」とかいう言葉が出てきて、ついにこの間、小学三年生の息子がこの漫画を読んでる時に「オナニーってなに?」と嫁に聞いてきたそうだ。(^^;
「お父さんに聞きなさい」と逃げたそうだが・・・さて、なんと説明するべきか。
「お父さんも大好きなものだよ。ある意味、セックスより好きかも!」とにっこり笑いながら親指を立てて「グゥっ!」っとやって逃げるか・・・
ま、「中学生になったら学校で習うからまだ教えられん」とか言うとくかな。(^^;

ほんまに、ひぐちアサ、女流漫画家なのに「チンコ」使いすぎ。(^^; ま、それがリアリティなんだけど。(^^;

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