EeePC 4G-X(CentOS 5.2)には、SDHC 16GB を刺してるんだけど、そのままじゃ FAT32 のディスクなんで面白くないですなあ。(別に、Windows とファイル共有する気もないし。XP Home は買って速攻で消したしなあ)
何せ、メインの SSD の容量が 4GB しかないんで、SDHC カードもLinux のファイルシステムの一部として有効利用したいもんです。
ということで、ext2 でフォーマットして、ハードディスクのように使うように設定しました。
[root@serv4 src]# fdisk -l
Disk /dev/hdc: 4001 MB, 4001292288 bytes
128 heads, 63 sectors/track, 969 cylinders
Units = シリンダ数 of 8064 * 512 = 4128768 bytes
デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/hdc1 * 1 25 100768+ 83 Linux
/dev/hdc2 26 969 3806208 83 Linux
Disk /dev/sda: 16.4 GB, 16437477376 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 1998 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes
デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 1 1999 16048128 c W95 FAT32 (LBA)
この、/dev/sda というディスクを ext2 フォーマットのディスクとして使いたいわけです。
[root@serv4 src]# fdisk /dev/sda1
このディスクのシリンダ数は 15672 に設定されています。
間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合
に問題を生じうる事を確認しましょう:
1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO)
2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト
(例. DOS FDISK, OS/2 FDISK)
・・・なんか、警告みたいなのが出てますが、無視して先に進みます。
コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
e 拡張
p 基本領域 (1-4)
コマンド (m でヘルプ): p
領域番号 (1-4): 1
最初 シリンダ (1-15672, default 1): 1
終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (1-15672, default 15672):
Using default value 15672
コマンド (m でヘルプ): t
Selected partition 1
16進数コード (L コマンドでコードリスト表示): 83
コマンド (m でヘルプ): p
Disk /dev/sda1: 16.4 GB, 16433283072 bytes
64 heads, 32 sectors/track, 15672 cylinders
Units = シリンダ数 of 2048 * 512 = 1048576 bytes
デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1p1 1 15672 16048112 83 Linux
コマンド (m でヘルプ): w
領域テーブルは交換されました!
なんか、「警告: 領域テーブルの再読込みがエラー 22 で失敗しました: 無効な引数です。」とかメッセージが出たんですが、「警告」ということなので無視します。(^^;
ちゅうことで、ext2 にフォーマットを。
[root@serv4 src]# mkfs.ext2 /dev/sda1
mke2fs 1.39 (29-May-2006)
Filesystem label=
OS type: Linux
Block size=4096 (log=2)
Fragment size=4096 (log=2)
2007360 inodes, 4012032 blocks
200601 blocks (5.00%) reserved for the super user
First data block=0
Maximum filesystem blocks=4110417920
123 block groups
32768 blocks per group, 32768 fragments per group
16320 inodes per group
Superblock backups stored on blocks:
32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208
Writing inode tables: done
Writing superblocks and filesystem accounting information:
done
This filesystem will be automatically checked every 20 mounts or
180 days, whichever comes first. Use tune2fs -c or -i to override.
これでお終い。
[root@serv4 src]# mount -t ext2 /dev/sda1 /vol1
としてマウント。/etc/fstab にも mount 情報を書いておく。
[root@serv4 src]# cat /etc/fstab
LABEL=/ / ext2 defaults 1 1
LABEL=/boot /boot ext2 defaults 1 2
tmpfs /dev/shm tmpfs defaults 0 0
devpts /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
sysfs /sys sysfs defaults 0 0
proc /proc proc defaults 0 0
/dev/sda1 /vol1 ext2 defaults 1 2
これで再起動時もばっちり。
/usr/share とかを /vol1/usr の下に移したら、/(ルート)のディスク使用率 76%だったのが、40% とかになりましたよ。
SDHC の方は、さすがに 16GB。まだ 9% の使用率です。
一般ユーザの home や、/usr/local 以下の諸々のディレクトリも、順次 SDHC の方に移していこうと思っています。
まあ、何はともあれ、ディスク(SSD)が空いたので、やっとパッケージアップデートが出来るでよお。