漫画: 2009年2月アーカイブ

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「営業時間は深夜 0時から朝の 7時まで。

 メニューは豚汁定食にビール、酒、焼酎・・・それだけ。

 あとは勝手に注文してくれりゃあ、できるもんなら作るよ。」

・・・という店が舞台の・・・なんだろう?ヒューマンドラマとか書くと嘘になっちゃうんだけど、深夜にふらっとやってきて、「赤いウィンナー炒めたの」とか「甘い卵焼き」とか「刺身のつまのみ大盛り」とか、好き勝手なものを頼む客たちの、その食べ物に絡んだちょっとした物語をシンプルな線で描いている。
物語はハッピーエンドだったり、そうでなかったりするんだけど、心の温まる話ばかりだ。(あ、こう書くと嘘っぽいな)

今日、3巻を買ったんだけど、1巻で出てきたヤクザの竜ちゃんが何故赤いウィンナー(それもタコに切ったやつ)が好きなのか、その理由がわかるぞ。(笑)

出てくる食い物はジャンキーなものばかりだけど、どれも食いたくなるものばかり。
グルメ漫画みたいに緻密に書き込まれた料理の絵じゃないけど、食い物の特徴をちゃんと捉えてて、ほんと見てたら食いたくなるよ。

こんな店のある街に住みたいな・・・と思わせる漫画。

なんとなく疲れてるヤツは是非読め。

「深夜食堂」1~3巻 安倍夜郎(小学館)

090203_002539.jpg なんだ?これ。

キモい「不思議ちゃん」がぞろぞろ出てくる訳わからん話。(もちろん、これから色々謎も解けていくんだろうけど)
現実の世界ではない、もう一つのパラレルワールドでの出来事のような、安っぽいファンタジーの臭い。

バイク乗りのリアル感がまったくなくなった。
「ポルシェと浜松まで高速道路でバトル」とか「巨大なゾクを一人の若者がぶっつぶす」とか、そういう荒唐無稽な話の中に、バイク乗りなら共感出来る「リアルな空気感」があったからキリンは面白かったんだろ?

こんな、そういうリアル感がまったくない訳わからん話に、「キリン」のタイトルをつけてほしくなかったな。
こういうのが描きたければ、別のタイトルで描けや・・・というのが正直な感想。

キリンは 18巻までで終わってたな。
ガルーダ編も、北海道が舞台のうちはよかったけど・・・

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