EeePC: 2008年11月アーカイブ

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どうも、ディスクスペースを空けるためにあれこれやった後遺症で、Windows Update がうまく動かない。
しかも、Microsoft の「あんまり詳しいエラー原因は利用者に教えたくないんだ。だって、Windows の利用者って馬鹿な愚民でしょ?愚民に情報与えるとよくない結果を起こしたりするから」という普遍で不変なポリシーのおかげで、何が問題なのか全然わかりません。(^^;

誰か助けて。(^^;

<状況>
Windows Update をかけた後に再起動すると再び同じ Windows Update が実行される。延々と・・・(終了判定が正しく行なわれていない)

<原因の推測>
A.Program Files フォルダの移動と、元のパスへのリバースポイントの作成。
B.WINDOWS\Temp フォルダの移動と、元のパスへのリバースポイントの作成。
C.「システムの復元」の容量を最小値の 200MB まで減らす。
D.Windows Update でダウンロードしたファイルを全て削除。
E.Documents and Settings の移動と、元のパスへのリバースポイントの作成。
 (レジストリ操作あり。但し、リバースポイント作成後に元の設定に戻している・・・つもり)

・・・という作業を EeePC 上で行なったわけだが、A~B の作業後には正しく Windows Update は行なわれていたので、C 以降の作業が(全然問題ないと思うけど)Windows 的にはお気に召さなかったということか・・・

ただ、D の処理は、Microsoft のサイトでも「Windows Update がうまくいかないときに、ダウンロードした古いファイルを消して再度試してみよ」という記述があるくらいだから、やっちゃいけない操作ではないだろう。

つーと、C か E の作業がいかんかったのか???

C に関しては、今夜にでも大きめの数字に戻してみよう。
それで駄目なら E が原因ということか。(何か、Documents and Settings フォルダを移動すると、色々問題がある OS のようなので。それってどうなのよ・・・(--;)
そうなったらお手上げだなあ・・・(ま、とりあえず Windows Update しなくても困らないわけですが・・・)

たまたまここに辿り着いた「実は俺、原因わかるよ」という神がいらっしゃったら、是非お慈悲を。:-)

よもや、ドキュメントフォルダの移動がこれほど大変とは・・・
やっぱどこか病んでるなあ・・・Windows・・・
ここまで「使用者の勝手にはさせんけんね!」という態度を貫いているくせに、不正な攻撃にはからっきし弱い・・・どうしようもないな Windows ・・・
でも、各種ドライバ類が Windows 用しか提供されていない現状では、どんな糞OSでもそれを使うしかないのだ・・・あ~あ。やだ、やだ。

・・・と、定番の Windows 批判をして、さっそく作業。

まえすとろさんのブログが大変参考になった。
http://maestro.cocolog-nifty.com/maestro/2008/01/cdocuments_and__e737.html

何せ、C:\Documents and Settings の実体を D ドライブに動かそうにも、その中にある、「HKEY_CURRENT_USER」レジストリ以下の内容がそのまま入っているユーザプロファイルデータ(NTUSER.DAT)がガチガチにロックされてて、Unlocker を使っても移動できない。

なので、セーフモードのコマンドプロンプトで xcopy コマンドを使ってディレクトリ丸ごと D:\dovuments 等にコピー。再起動後、regedit で HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList 以下の %SystemDrive%\Documents and Settings の部分を D:\dovuments に修正していく。
そして再起動。

これで、C:\Documents and Settings の中がからっぽに出来る。
C:\Documents and Settings の中を全て削除したら、NTFS Utils を使って D:\dovuments を C:\Documents and Settings にマウント。

再度、regedit を使って、今度は D:\dovuments の部分を %SystemDrive%\Documents and Settings に戻していく。

で、再起動。

これにて、やっとこさ C:\Documents and Settings の実体を D ドライブに置いた状態で運用可能となる。

ああ・・・面倒くさ・・・(^^;
でも、おかげで EeePC 4G-X の C ドライブの空きが、1.7GB になりました。:-)

いやあ、でも、ほんと利用者をナメた OS だよね。Windows。
UNIX なら、ユーザプロファイルの入ったドットファイルを本人や root であればなんぼでも消せるし、ディレクトリを移動することだって可能だぜ。
「誤操作を防ぐため」とか言うんだろうけど、中途半端なんだよ、やることが。
でも、あまりにガチガチにシステムを見えない状態にしちゃうと、今度は業務端末として使えないからな。
で、中途半端でしょうもない実装になっちゃってるんだ。
OS が「わかってないヤツの誤操作」を考慮してどうすんの。つか、考慮しきれないだろ?どうせ。
なら、最初から中途半端なことすんなってんだよな。

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しかし、本当に Windows というのは無駄にディスクを喰う OS じゃねえ。
しかも「無駄なファイルを隠す」し。
ほんま、Microsoft が「神」である立場というか、利用者は「愚民」だという思想が見え見えで気色悪いわ。

Program Files フォルダとか移動して、1GB ちょっとくらい C ドライブの空きを作ってたのに、Windows Update を何度かかけたら、もう残り 540MB ですよ。

何なの?それ?
OS のアップデートで 500~600MB も使用量が増えるのって何?

で、ディスクのクリーンアップを行ってみたんだけど、「古いファイルの圧縮」が 420MB 以上あるなんて出てるのに、それを削除するファイルとして指定しても、100MB ちょっとしか使用量減らないんでやんの・・・

Windows って・・・Windows って・・・

結局、裏技的な、

(1) 「システムの復元」の容量を最小値の 200MB まで減らす。

(2) C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\Download の下のファイル(Windows Update でダウンロードしたファイル)を全て削除。

という対応で、未使用領域を 1.7GB まで増やした。

Windows って・・・Windows って・・・

色々あって(それはまた別のエントリで書くけど)、ASUS EeePC 4G-X を Windows XP Home Edition に戻すことにした。

XP に戻すのはリカバリCDからすぐなのだが、それだと C ドライブの残りが 800MB くらいしかないので、さすがにそれはちょっと・・・
ということで、Program Files と、Documents and Settings と WINDOWS\Temp の3つのフォルダを SDHC 16GB カードに移動することにした。

以前から、C ドライブの容量の少ない PC を使うときは、後で追加するプログラムは D ドライブ上に作った Program Files にインストールし、そもそも Documents and Settings はあまり使わない質だったので、丸ごとこれらのフォルダを移動したことはなかった。

予想していたとはいえ、「神(root)は Microsoft であり、OS の上に神(root)は必要無い」という思想の(としか思えない(^^;)Microsoft 製 OS では、ドキュメントフォルダひとつ移動するにも大変な知恵と労力を要した。

つーことで、まずは Program Files と WINDOWS\Temp の移動について。

おおざっぱな手順としては、

(1) SDHC を NTFS でフォーマット
 (正確には、コマンド convert d: /fs:ntfs で、FAT32 を NTFS にコンバート)

(2) Program Files フォルダの内容を D ドライブにコピー

(3) WINDOWS\Temp フォルダの内容を D ドライブにコピー

(4) C ドライブの Program Files を丸ごと削除
 (システムがロックしていて消せないファイルがあるので、フリーソフトの Unlocker が必要)

(5) C ドライブの WINDOWS\Temp を削除

(6) C ドライブに、空の Program Files フォルダを作成

(7) フリーソフトの NTFS Utils を使用して、C ドライブの Program Files フォルダに D ドライブの Program Files フォルダをマウント
 (C ドライブの Program Files フォルダの上で右ボタンメニューから「リバースポイントの作成」を選択し、実体として、D ドライブの Program Files フォルダを選択する)

(8) C ドライブに、空の WINDOWS\Temp フォルダを作成

(9) フリーソフトの NTFS Utils を使用して、C ドライブの WINDOWS\Temp に D ドライブの Temp フォルダをマウント
 (C ドライブの WINDOWS\Temp フォルダの上で右ボタンメニューから「リバースポイントの作成」を選択し、実体として、D ドライブの Temp フォルダを選択する)

これでOK!

Program Files と WINDOWS\Temp は今までどおり C ドライブに存在しているが、実体は D ドライブに置かれているため、C ドライブの容量は大幅減。

Documents and Settings フォルダの移動はもっと面倒くさいので、また別のエントリーにて説明。

つーか、Program Files を移動するより Documents and Settings フォルダを移動する方が大変なんて・・・どうなの?(^^;

<参考 URL>
http://cowscorpion.com/file/Unlocker.html
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/6898/soft.html

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