十日市の最後の思い出に居酒屋「なずな」に

「みつ」でお好み焼きを食べて、十日市の中の路を通って仕事場に帰る途中、以前から「居酒屋があるなあ」とは思ってたんだけど、表のガラス越しにチラっと覗くと、なんかあんまりお客さん入ってないみたいだし・・・と訪店を躊躇していた。

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やっぱ、ある程度他の客で賑わってないと、俺みたいな独り呑み戦士はちょっと入りづらいのよね。特に俺は店の人と特に仲良くなろうって気がないし、できれば酒呑んでる時、知らない店の人に話しかけられたくないし、わいわいとした喧騒の中で独り飲みたいの(笑)

・・・が、この月曜日、横川で一杯やった帰りに前を通ると、珍しくテーブル席に座った常連ぽい老夫婦が楽しそうに給仕のおばさんと話をしている。ああ、これなら俺の孤独は担保できるな・・・とついに入店したのが、十日市の居酒屋「なずな」である。

本日のおすすめに「しめ鯖」780円があったのですかさず注文。飲み物はビール(生中)480円で。それに「漬物盛り」420円もつける。

カウンター席に座ったのだが、ショーケース等で隠れて大将の顔は最後まで見れなかった。なのでどんな人なのかいまいち謎なのだが、料理の腕は確かだと思う。

付き出しで出てきた小さな天盛りも美味かったし、漬物もどれも良い漬かり具合だし、しめ鯖の切断面もきれいで、大将はなかなかの板前さんなんじゃないかと思う。顔は見えなかったけど(笑)

いやあ、しかし、しめ鯖と漬物をつまむのにビールにしたのはちょっと失敗だったな(笑)
この前に訪ねてた「山中酒店 角打ち部」で熱燗と大吟醸をやってたので、最後は軽くビールで〆るか・・・なんて思ったんだけど、しめ鯖と漬物なら日本酒だよなあ。

というわけで、無理やりビールをさっさと飲み干して(^^;、結局「亀齢」を熱燗で。一合で 400円くらいだったかなあ。

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しめ鯖は、正直もう少し酢が効いてる方が俺好み。けっこう、繊細な味付けだった。でも、青魚の臭みは一切なく、きちんとそのほのかな酸味と鯖の肉の味が楽しめる一品だった。

料金も高くないし、料理もそこそこのレベルのものが出てくるので良い店だと思うが、他にもまわりたい店がいっぱいあるから、もう一度この店を訪ねることがあるかどうかは微妙。日本酒の品揃えがあんまりなかったので、俺の琴線には触れなかったのよね。
他の人に「こんな店」と説明できるような個性にちょっと欠けるところもあるかな・・・

でも、十日市を去る前に「気になってた店」に訪店できてよかった。

実は、この12月いっぱいで十日市の仕事場を引き上げる予定なのよね。
まだまだ、気になってるけど行けてない十日市界隈の店、いっぱいあるんだけど、さすがに全部はまわれんなあ(笑)

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このページは、shinodaが2017年11月15日 16:32に書いたブログ記事です。

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