音楽: 2019年6月アーカイブ

この日曜日に、下祖生集会所で「おやじ・おふくろの会」という名の「そお小学校」の教職員、保護者が参加する懇親会が行われた。児童数 50人余りの小さな小学校だが、合わせて 34人も参加してもらって、今年も盛大な会であった。

俺は娘が今年度でそお小を卒業するので、この会に参加をするのも最後だ。

このまますんなりフェードアウトするのも寂しいなあと一週間前に思いつき(笑)、急遽、ウッドストックでアメリカ国歌を演奏したジミ・ヘンドリクスばりに(笑)、会の最初にギターで「そお小学校校歌」を演奏させてもらうことにした。勝手に決めた(笑)

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育友会(PTA)執行部の LINE に(一応、顧問なんで参加してる)「最初にギター弾くからヘビィメタルっぽいメイクしてくれ」って投稿。案の定(笑)「頭おかしくなったの?」という反応だったのだが、「俺の考えるヘビメタメイク」の写真を無理やり送りつけるなどして最終的には協力してもらったのだが、黒い口紅が見つからなかった(ネットで買うと懇親会に間に合わなかった)ので、素顔でやることにした。
やっぱ、黒い唇が俺らの世代の「ヘビィメタルのイメージ」じゃけんね(笑)。黒唇にできんのなら、素顔のままでええわ(笑)

とは言っても、金髪のロン毛かつらと、鋲の打たれたリストバンドとハーフフィンガーグローブは自腹で購入した(笑)。計 3,000円ほど。

そしたら当日になって、懇親会の会場でいきなり「黒い水性のマッキーがあるんで、これで塗ればいいんじゃね?」という話になって、マジックの成分で荒れたり腫れたら嫌だからと抵抗する俺の唇に半ば強引に口紅代わりの黒い水性ペンが当てられた(^^;;;

でも、出来上がってみたら割とヘビィメタルっぽかった(笑)
調子に乗った育友会役員たちによって、マジックでアイラインまで入れられたが、これも出来上がってみたら割とヘビィメタルっぽかった(笑)

一応、俺の仮装テーマ的には「歳をとったがいつまでも音楽の世界から足を洗うことが出来ず、中年太りで頬の肉も弛み切っているのに金髪ロン毛、ヘビィメタル的ファッションから脱却できないでいる初老の楽器店員の哀愁」(長い!!)なのだが、それは見事に表現されていた。素材がいいからな!!少し悲しくなった・・・(^^;

というわけで、この会の司会役だった俺は、「では、今日、わざわざこの会のためにドイツから来てくれたスーパーギタリスト氏です」「ハーイ、ド〜モ!!」と吉本新喜劇ばりの一人二役で演奏に突入。

そして、ゲインを上げればバリバリのディストーションサウンドとフィードバックサウンドを出すことができるアンプ&スピーカー付きギター「VOX APACHE-1」を手に、ロック風そお小校歌の演奏を無事終えたのであった。

いや、実は最後の最後にちょっと失敗したのだが、聴いてた人から「え?あれミスったんですか?わざとオチでやったのかと思いました」って言われて、まあ、そう思ってくれたのならラッキーと安心した(笑)

しかし、バリバリのメイク後写真をSNSに載せたら「怖い」「醜い」「年齢による劣化が」と散々な評判だったので(いや、それを狙っていたのではあるのだが(^^;)、心傷つき翼の折れた俺は、これが日本での最初で最後のスーパーライブとなったのであった。ドイツに帰る(笑)

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