狩猟: 2016年5月アーカイブ

先日のカラス駆除の時に、俺の鴨猟師匠であるUさんの師匠だったというUさん。いや、お二人とも同じ名字でややこしいので、師匠の師匠はU2さんと呼ぶことにするが、そのU2さんがいらっしゃったので、空気銃での猟についてご教示いただいた。

    • 木の枝などを使った依託射撃でないと、まず当たらんよ。
    • 依託射撃なら左右のぶれはまず無いので、後は距離に応じて上下の調整をすればいいだけ。
    • 羽根の付け根とか、そういう強いところを撃ってもだめ。首を狙いんさい、首を。

等々。
U2さんは空気銃マスターなのである。

その時、ゴルフスコープと呼ばれる距離計も紹介してもらった。ゴルフでグリーンまでの距離を測るのに使う道具だ。
「獲物までの距離を計るのに、持ってると便利よぉ」と。

確かに、銃で獲物を狙う場合、いつでもスコープの[+]マークに獲物を捉えればいいわけではない。
実際には弾丸は放物線を描いて飛ぶので、例えばエースハンターで10mの距離でスコープ調整していれば、20mの位置では弾丸はスコープの[+]マークよりも上を飛ぶ。そして、放物線を描いて、再び30m地点で[+]マークの部分を飛ぶ。
後は弾丸は落ちていくばかりなので、40m地点では[+]マークの下を飛ぶ。
つまり、正確な獲物までの距離がわかっていないと、スコープ覗いても当たりゃしないのである。獲物が 20mの距離にいれば、[+]マークを獲物の下の方に合わせないといけないというわけだ。

スコープに距離調整のダイヤルがついていて、それで距離を合わせれば常に獲物を[+]マークで捉えればいいものもあるが(てか、俺のエースハンターのスコープが純正の安物なので距離調整機能がついてないだけだが)、それにしても獲物までの正確な距離がわからなければ調整のしようがない。

というわけで、買っちゃった(笑)

20160509_nikon.JPG
Nikon 携帯型レーザー距離計 COOLSHOT 20 LCS20 です。実売価格で 17千円くらい。
実際、Kenko のようなちゃんとしたメーカーの距離計で 5千円くらいのもあって、それでもいいのかな?と思ったけど、違いがよくわからんし、後でやっぱり機能に不満があるから買い換えるなんてことになったら無駄なので、奮発してコレにした。(もちろん、もっと高い、4~5万円するものもあるけど)
距離計持ってると良いよ~と教えてくださったU2さんのも 2万円くらいの機種ってことだったので、同じような価格帯のやつを買っときゃ間違い無いか・・・と(笑)

さっそく、この冬に鴨猟をしていた川で、鴨が泳いでいた場所を計測してみる。
最初に自分で目測し、それから距離計で実測してみた。

結果、30mと思ったら 37m。40mかと思ったら 31m。10mそこそこかなと思ったら 16m。15mかなと思ったら 19m・・・と、やはり目測だとかなりぶれてる。

ただ、10mそこそこかなっと思ったところはこの1月に「ああ、10m真正面から真鴨を撃って外す・・・」に書いた"10mくらいの「真正面」"のつもりで鴨を撃った場所。
ホントは 16mあったのね。もっと下を狙わないといけなかったのだ。

・・・が、この時は本来なら胸のところを狙っていたので、弾は上に行ってないといけないのに、実際は下の方、鴨の手前の水面に着弾した(^^;;;; どんだけガク引きしとんねんという話(^^;;;

距離の目測以前に、もっと精進しないといけないことがあるようですなあ(^^;

まあ、その変な癖も矯正しつつ、この距離計使って目測の訓練も行っていきますわ。
とりあえず、今週末はこの距離計持ってカワウ駆除に出てみよう。

いや、まずは熊毛総合射撃場で練習か?(^^;;;
GW後半の三連休の始まりである 5/3は、周東猟友会の町内一斉カラス駆除であった。

8:00に高森の総合支所前に集まって、12時まで各担当地区でカラス駆除を行う。
駆除で許可されているのは各猟友会員の地元地区だけなので、祖生の会員は祖生地区で駆除を行うのである。

20160503_karasu.JPG
この日参加した祖生地区の猟友会員は三名。
それぞれバラバラに分かれて自分の思う場所で駆除を行った。

俺は初めての駆除参加だったので、最初は地区リーダーのTサカさんについて山田地区まで行ったのだが、そこで別れ、あとは自分で「あの辺、カラスがいるんじゃねえかな」と思う場所を車で周りながらカラスを探した。

・・・全然見つからん(^^;
日頃はあんなに「あ、カラス」とか思うこと多いのに。そこらでカラスを見るのに。

まあ、散弾銃で撃つので、民家の近くじゃ撃てないし、近くで農作業をしている人がいるようなところでも撃てない。
だから、カラスを探すのも、日頃走らない山の中とかになっちゃうんだけど。

で、結局この日は完全な空振り。

11時すぎに弁当を受け取るために公民館の前でTサカさんに会った時に猟果を確認すると、3発ほど撃ったけど、皆逃げられてしまったとか。
しかし、Tサカさんが撃たれた場所は、その前に俺が見回ったところばかりだった。

うーむ、カラスはいたのに俺が気付かなかっただけか・・・
てか、俺、木の上ばかりを見てたんだけど、Tサカさんが撃たれたのは全部田んぼで餌をついばんでいたカラスばかり・・・
そうか、田んぼを確認しないといけなかったのか(^^;
ホントに、空(高い木の上)ばかり見てたわ(^^;
祖生の山で空に向けて散弾を撃ったら、祖生は山の中にまで家が建ってるので、林を越えて民家に弾が落ちるかもしれんし、「どうせ撃てるのはバックストップがある場所か撃ち下ろせる場所だけなんで、木の上を見ててもしょうがないよ」とTサカさんに教えてもらった。

どうも、スタートから俺は間違えていたようである(^^;
次回は田んぼをよく見ます。

ところで、途中で俺の鳥撃ちの師匠であるUさんにメールで状況を確認したところ、「1羽ゲット」と返信が。最終的には2羽ゲットされたようだ。さすがだな。

俺も精進しよう(^^;

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