先日のカラス駆除の時に、俺の鴨猟師匠であるUさんの師匠だったというUさん。いや、お二人とも同じ名字でややこしいので、師匠の師匠はU2さんと呼ぶことにするが、そのU2さんがいらっしゃったので、空気銃での猟についてご教示いただいた。
- 木の枝などを使った依託射撃でないと、まず当たらんよ。
- 依託射撃なら左右のぶれはまず無いので、後は距離に応じて上下の調整をすればいいだけ。
- 羽根の付け根とか、そういう強いところを撃ってもだめ。首を狙いんさい、首を。
等々。
U2さんは空気銃マスターなのである。
その時、ゴルフスコープと呼ばれる距離計も紹介してもらった。ゴルフでグリーンまでの距離を測るのに使う道具だ。
「獲物までの距離を計るのに、持ってると便利よぉ」と。
確かに、銃で獲物を狙う場合、いつでもスコープの[+]マークに獲物を捉えればいいわけではない。
実際には弾丸は放物線を描いて飛ぶので、例えばエースハンターで10mの距離でスコープ調整していれば、20mの位置では弾丸はスコープの[+]マークよりも上を飛ぶ。そして、放物線を描いて、再び30m地点で[+]マークの部分を飛ぶ。
後は弾丸は落ちていくばかりなので、40m地点では[+]マークの下を飛ぶ。
つまり、正確な獲物までの距離がわかっていないと、スコープ覗いても当たりゃしないのである。獲物が 20mの距離にいれば、[+]マークを獲物の下の方に合わせないといけないというわけだ。
スコープに距離調整のダイヤルがついていて、それで距離を合わせれば常に獲物を[+]マークで捉えればいいものもあるが(てか、俺のエースハンターのスコープが純正の安物なので距離調整機能がついてないだけだが)、それにしても獲物までの正確な距離がわからなければ調整のしようがない。
というわけで、買っちゃった(笑)
Nikon 携帯型レーザー距離計 COOLSHOT 20 LCS20 です。実売価格で 17千円くらい。
実際、Kenko のようなちゃんとしたメーカーの距離計で 5千円くらいのもあって、それでもいいのかな?と思ったけど、違いがよくわからんし、後でやっぱり機能に不満があるから買い換えるなんてことになったら無駄なので、奮発してコレにした。(もちろん、もっと高い、4~5万円するものもあるけど)
距離計持ってると良いよ~と教えてくださったU2さんのも 2万円くらいの機種ってことだったので、同じような価格帯のやつを買っときゃ間違い無いか・・・と(笑)
さっそく、この冬に鴨猟をしていた川で、鴨が泳いでいた場所を計測してみる。
最初に自分で目測し、それから距離計で実測してみた。
結果、30mと思ったら 37m。40mかと思ったら 31m。10mそこそこかなと思ったら 16m。15mかなと思ったら 19m・・・と、やはり目測だとかなりぶれてる。
ただ、10mそこそこかなっと思ったところはこの1月に「ああ、10m真正面から真鴨を撃って外す・・・」に書いた"10mくらいの「真正面」"のつもりで鴨を撃った場所。
ホントは 16mあったのね。もっと下を狙わないといけなかったのだ。
・・・が、この時は本来なら胸のところを狙っていたので、弾は上に行ってないといけないのに、実際は下の方、鴨の手前の水面に着弾した(^^;;;; どんだけガク引きしとんねんという話(^^;;;
距離の目測以前に、もっと精進しないといけないことがあるようですなあ(^^;
まあ、その変な癖も矯正しつつ、この距離計使って目測の訓練も行っていきますわ。
とりあえず、今週末はこの距離計持ってカワウ駆除に出てみよう。
いや、まずは熊毛総合射撃場で練習か?(^^;;;
距離計、買っちゃったのねw
ヘッドorネック狙いならその距離計でオッケーですよ。
確かU2さんやユーチューブで有名なJP鹿ハンターさんも同じのだったと思います。
それにして、U2さんですかwwww
某ロックバンドみたいですね?w
おもわずにやけちゃいました!!
エースハンターはポンピングを同じ回数すれば必ず同じところに弾が飛んでいきます。
ポンプするのが大変ですが、同じ射距離でどの辺に弾が落ちるか猟場で必ず確認しましょうね!
その内にスコープの中に写っている獲物の大きさで距離感がつかめるようになります。