プリンセス・プリンセスのボーカリスト・奥居香モデルのギターを持ってる。
ローズウッド指板ネックモデルの Bill Lawrence BK1R-60G だ。
中古で買ったんだけど(なにせ販売されてたのは20年くらい前だからな)、その時からフロントピックアップがなかったんだよね。
なんか、断線して音出なくなったので前のオーナーが取り外したってことだった。
で、買ってからもそのまま放置していたんだけど、やっぱ寂しいのでちゃんとフロントピックアップを取り付けることにした。
さすがにオリジナルのピックアップは型番もわからんので、でも、せめて Bill Lawrence のピックアップにしたいなあ・・・と、Bill Lawrence T1 Single Coil Tele Pickup Neck Position Black を購入した。9,800円也。
んが、購入後も何かと忙しかったので、またも数ヶ月そのまま放置。最近やっと時間が出来たので、昨日、昼飯食った後に取付作業と相成ったわけである(笑)
一応、テレキャスターの配線図はネットで手に入れてたんだけど、実はメイプルネックモデルの BK1M-60G も持っているので、それを参考にして取り付けた。このために新しい半田ごて買ったんだけど、やっぱ新しいと半田の溶け具合も良いねえ。
取り付けが終了したら、さっそく音を出してみた。
最初音が途切れ途切れになるので、「ありゃ、半田付け失敗したかな?」と思ったんだけど、これはピックアップセレクターのせいだった。
何せ、フロントピックアップが無かったため、セレクターはリアピックアップ側に倒されたまま操作されることがなかったのだろう、もう、フロント側に動かすとガリ音もすごくて・・・
取りあえず何度もレバーを前後に動かしていたら、フロントピックアップの音が途切れることはなくなった。でも、ガリ音は残ってるんで、今度 556 吹いとかなきゃ。
で、音なんだけど、なかなか良い感じ。
元々、奥居香モデルの音の良さは一部で有名で、BK1M-60G のオリジナルピックアップも、パリパリ張りのある乾いた良い音がして、俺は Fender USA のテレキャスターも持ってるんだけど、俺のイメージ的には奥居香モデルのフロントピックアップの方がよっぽど「テレキャスターらしい」音がすると思ってる。
で、今回取り付けた T1 は、オリジナルに比べると幾分シャリシャリした音なんだけど、これはこれで(俺がイメージする)テレキャスらしい音で気に入った。
いやあ、ホント、Bill Lawrence のピックアップが良いのか、モーリスのボディが良いのか(一応、奥居香モデルは Bill Lawrence ブランドなんだけど、本体を作ったのはモーリスなんだよ)、どちらにしても満足、満足。
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