「彩さい」はバイトの女の子の接客がよかった

先週、高校時代の友人たちと三人で、久しぶりに岩国で呑んだ。
最初に訪店したのは「季節料理 彩さい -SaiSai-」である。

ここは、この時のメンバーの一人であるTシャンの知人が「美味しかった」と推薦してくれた店である。

20190911_saisai1.JPG
実際、出て来る料理は美味しかった。
予約をした時、取り敢えず「内容は店主おまかせのお造り」だけ二人前ほど頼んでおいたのだが、あとはその場でメニューを見ながらアラカルトで頼むことにした。

「和風サラダ」や「牛ミノ唐揚げ」「旬、野菜の天ぷら」などを食べたが、どれも美味しかった。
「牛ミノ唐揚げ」なんか、自分で頼んだあとに「やっぱ、日本酒に合わなさそうなんで失敗したかなあ」とか思ってたんだけど、いやあ、全然。そんなの杞憂でしたわ。
サクサクの衣に包まれたミノは、適度な歯ごたえはあるのに簡単にサクっと噛み切れて食べやすいし、日本酒とも合う上品な甘みの肉であった。

日本酒は、およそ10種類くらい置いてある。どれも一合 900円である。
全国チェーン店の店に行けば、純米吟醸一合 700円なんてところもあるから、それと比べるとちょっとお高めかもしれない。でも、地元の小料理屋や居酒屋ならこんなもの。適正価格だ。

俺が注文したのは、

    • 雪の茅舎 純米吟醸 ひやおろし(秋田県)
    • 東洋美人 純米吟醸(山口県)

の二種。
ただし、三人で別々の酒を頼んで、ちょっとずつ飲み比べてみたので、この他にも、

    • 豊香 秋あがり 別囲い 純米(長野県)
    • 勝駒 本仕込み<特別本醸造>(富山県)
    • 中島屋 純米吟醸(山口県)

なども口にした。あと、一、二銘柄ほど呑んだと思うが、その辺は記憶が曖昧(^^;

ちなみに、一番美味かったのは「豊香」である。
甘いのが好きな俺は日本酒度が +1.5 と辛さ控えめの「雪の茅舎」を頼んでみたのだが、日本酒度 +4 の「豊香」の方が強い旨味と、ちゃんと米の甘みも感じることができ美味かったなあ・・・
「雪の茅舎」はちょっと淡麗だった。あんまりこういう言い方はしないけど「淡麗甘口」って感じ。その分、旨味の強い「豊香」の方が好みかな。

あ、あと、「東洋美人」は安定の美味さだった。日本酒度 -5 という「彩さい」に置いてある酒の中では一番甘めだが、決してくどい甘さではないし、フルーツ香もして飲みやすい。

いやあ、日本酒を堪能しましたわ。
「彩さい」はお酒を頼む毎に、毎回違うデザインの新しいおちょこを持ってきてくれて楽しい。

20190911_saisai2.JPG
そして、この店の魅力は、何と言っても(タイトルにも書いているように)バイトの女の子だ。大学生くらい・・・かな?ちょっと俺は女性の年齢がよくわからないのでアレですが(^^;

見た目は普通なんだけど(怒る?(笑))、その接客態度が最高なのだ。俺らムサイ中年、いや初老か、そろそろ(^^; そんなおっさん三人組ともちゃんと笑顔で会話してくれて俺らの心を鷲掴みや。
最後に会計のために呼んだ時も、「もう帰られるんですか?新しいお酒の注文だと思ったのに」なんて言うもんだから、危うくまた腰を落ち着け飲み始めるところだったよ。危ない、危ない。

いや、でも、ホントに、変に甘い声で媚を売ってくるようないやらしさはなく、明るくハキハキと対応している姿がよかったわ。

また、あの子にお酒を持ってきてもらうために訪店してもええかなっと(笑)

お代の方は、日本酒をたくさん頼んだのもあって、お一人 5,000円をちょっと超えるくらいだった。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 「彩さい」はバイトの女の子の接客がよかった

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.netandfield.com/mt/mt-tb.cgi/4572

コメントする

このブログ記事について

このページは、shinodaが2017年9月18日 02:28に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「【徳山遠征】悔しいことに「大告丸」、美味いんだよなあ」です。

次のブログ記事は「この「ねぎらーめん」が 780円か・・・」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら