いまだに「坦々麺」が消えない理由

あのねえ、「たんたんめん」は「担々麺」と書くの。「坦々麺」じゃねえんだぞ。

・・・って話はもう10年以上前にちょっとバズって、もうそこで解決した話かと思ったのに、未だに「坦々麺」って書く馬鹿が一定数いるのね。
先日、中国人がやってる中華料理店のメニューが「坦々麺」になってたのを見たときは脱力してちょっと脱糞したわ。
いや、脱糞は嘘です。話を盛ってしまいました。

中華料理店の親父も、パソコンて変換した文字をそのまま採用したんだろうな。

なんで「坦々麺」と書く馬鹿が多いかと言うと、正にこの「パソコンがそう変換したから」というのが大きな原因だというのは10年前に判明している。

当時の Windows の IME には「担々麺」という単語が入っておらず、「たんたんめん」を変換すると、「平凡な」という意味の「坦々」と「麺」をくっつけて「坦々麺」と変換していたのだ。
当時 ATOK ユーザーであった俺はもちろん正しく「担々麺」と変換していたが、多くの Windows ユーザーは「坦々麺」を使っていたのである。

「IME いいよ。ATOK 重いから嫌い」などとのたまう連中を「こいつらアホや。」と俺が冷え冷えとした目で見てしまうのは、こういう歴史の積み重ね故なのである。

で、最初の話に戻るんだけど、最近でも「坦々麺」って書いてくるやつがいるなあと不思議だったんだけど、例えば iPhone 標準の変換エンジン、「坦々麺」と「担々麺」の両方を候補に出してくるな(^^;;
馬鹿なのね、Apple。これでまた新しい坦々人を生み出していたのか。

いや、もう、別に「坦々麺」でもええやん・・・なんて言うやつのことは、今後「肛門」って表記するわ。そういうことだからな。

モノの名前は正しく書きませう。

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このページは、shinodaが2019年11月 7日 21:19に書いたブログ記事です。

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