Perl: 2009年6月アーカイブ

昨日からわからんなりにつついてるんだけど、なるほど、Smarty は強力だ。
テンプレート上で色々と組み込み関数が使えるのが良いな。

ログインしている状態で、ログイン名(ニックネーム)が取れれば「○○さん、こんにちわ」と表示し、未ログイン状態なら「ようこそ!」と表示するのであれば、

({if $c_member.nickname})({$c_member.nickname})さん、こんにちは({else})ようこそ!({/if})

これでOKだ。

なるほど簡単だわ。

他の言語の経験のない Web プログラマが PHP に飛びつくのもわかるような気がする。

俺は使ったことがあんまり無いので(他人が書いたソースを直したことはあるが)わからないのだが、Perl の Template.pm モジュールもこんな感じなんじゃろうか?

ま、Perl プログラマは、自分が必要な機能だけを組み込んだ簡単なテンプレートエンジンをちゃっちゃと書いて、それ使ってるような気がするが・・・
多分、文化的に Smarty を必要としないんだろうなあ。
でも、使ってみると便利だけどな。Smarty(笑)

某会員管理システム(うちで作ったものではない)の話。

金融機関からのデータとの連係を始めたところ、更新画面でカナ氏名やカナ住所がエラーチェックに引っかかってしまってデータの更新が出来ないとのこと。

どうも、金融機関のデータというのが、ホストマシン上の半角カナデータを単純に全角に変換しただけで、例えば「ダ」が「タ」+「゛」、「ポ」が「ホ」+「゜」で送られてきている。で、この「゛」や「゜」が「全角カタカナではない」と判断されてエラーになっているようだ。

ソースを見てみると、

if ($kana_name !~ /^(([\xA3][\xB0-\xB9])|([\xA5][\xA1-\xF6])|([\xA3][\xC1-\xDA])|([\xA3][\xE1-\xFA])|([\xA1][\xA1])|([\xA1][\xA6])|([\xA1][\xBC])|([\xA1][\xDD]))*$/) {
 &error_proc('全角カナ以外の文字有り'); # エラー処理へ
}

ってなってる。

EUC コードで、

[\xA3][\xB0-\xB9] 1~9
[\xA5][\xA1-\xF6] ァアィイ~ヵヶ
[\xA3][\xC1-\xDA] A~Z
[\xA3][\xE1-\xFA] a~z
[\xA1][\xA1] <全角スペース>
[\xA1][\xA6] ・(中点)
[\xA1][\xBC] ー(長音符号(音びき符号))
[\xA1][\xDD] -(マイナス(ハイフン))

なので、これに、

[\xA1][\xAB-\xAC] ゛(濁音)、゜(半濁音)

を追加する必要があるね。

if ($kana_name !~ /^(([\xA3][\xB0-\xB9])|([\xA5][\xA1-\xF6])|([\xA3][\xC1-\xDA])|([\xA3][\xE1-\xFA])|([\xA1][\xA1])|([\xA1][\xA6])|([\xA1][\xBC])|([\xA1][\xDD])|([\xA1][\xAB-\xAC]))*$/) {
 &error_proc('全角カナ以外の文字有り'); # エラー処理へ
}

にすればOKだ。

まあ、会員情報をカナで検索することを考えると、登録時に「タ゛」は「ダ」に、「ホ゜」は「ポ」に変換してしまった方がきれいだと思うが・・・

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