ニュースとか: 2009年4月アーカイブ

最近、辛坊治郎がすげぇ鼻につく。

(経済ネタなんかでは)正しいことを言っていることも多いが、自身が属する「マスコミ関係」のネタになるととたんに言ってることが怪しくなる。まあ、立場的なものがあって、その辺ははっきりとは言えんのですわ・・・というのならまだ可愛げがあるというか、苦笑いくらいで許せるが、この人、特にメディアスクラム等の「報道による暴力」ネタになると、とたんに正常な判断が出来なくなるというか、言ってることが無茶苦茶になるのだ。どうも、本気で、「マスコミこそ、唯一の、そして絶対の正義。愚民を正しく導けるのは我らをおいて他に無し。そのために傷つく人間がいても、それは尊い犠牲者にすぎない」と思っているフシがある。気色悪ぅ(^^;

この人は単に客観的思考が出来ず、「マスコミ」の存在意義を見誤っているのだね。
頭の良い人は、自分がその中にいても、まずい部分はまずいとちゃんと認識出来るものだが、この人はそれが出来ない愚か者なのだね。

確か、マスコミが過った報道をして、そのせいで実際には犯罪にまったく関係の無い人が傷つくことになっても、マスコミの報道によって、例えば住民がそういう事件がこの付近で起きているんだということを知り、備えることが出来たら、それは必要な報道であった・・・とか言う話をしてたんだよ。

馬鹿か・・・と思う。
それはマスコミの役目ではなく、警察の役目でしょ?
いったい、マスコミを何様だと思っているのやら。

マスコミの「報道の自由」は「悪政に対してのみ」論じられる自由であって、決して、一般市民に向ける悪意をも免ずる自由ではないことを知れ!辛坊治郎よ!!

ということで、俺の大嫌いな人間の一人なのだが、久々に林真須美に関しては意見があったわ。

・毒カレー事件は林真須美の犯行である。
・但し、殺そうとまでは思ってなかっただろう。
・入れるヒ素の量を見誤ったのだ。

が事実だと思う。(そう。実はこのエントリーは、辛坊治郎ではなく林真須美毒婦事件についての話がメインなのであります(笑))

真須美がヒ素を混入したのは確実だ。髪の毛に着いていたヒ素や、自宅にあったヒ素、カレーに入ってたヒ素が同じものである可能性が高いんでしょ?真須美の自宅からヒ素を盗み出した第三者の犯罪?ぷぷ。どんな夢物語よ、それ。
そんな夢みたいなこと考えず、素直に真須美の犯罪と考えるのが一番合理性があるでしょうが。

真須美支援者には「(保険金詐欺などで)ヒ素を扱い馴れていた真須美が、ヒ素の量を間違えるわけがない。だから、他人が入れたのだ」とかいう夢物語を語る馬鹿がいるが、ちょっと呆れちゃうね。
寸胴鍋に正しく致死量の毒を入れられるやつがどれだけいると言うのか?

「でも、祭りの準備のことでちょっと叱られたくらいで、住民皆殺しにしようなんて思うわけないやろ」とか言う馬鹿もいる。
だからぁ、真須美は「殺す気は」無かったのさ。

真須美は、自分を叱りつけたいけ好かない住民たちにヒ素入りカレーを食わせ「気分が悪い」程度に痛めつけてやろうと思っただけなのだ。真須美にとって「ヒ素」は、人を殺す毒薬ではなく、体調を崩す程度の毒薬という認識しかなかったはずだ。
何度も、保険金詐欺でそういう使い方をしてきたのだから。

でも、悲しいことに、林真須美って頭が悪かったんだろうな。
入れ過ぎちゃったんだよな、うまく計算出来ずに。「この程度じゃ効かんかも・・・」とか思って、大量に入れすぎちゃったんだろうな。

これが事実だろう。これなら、不明といわれている「動機」もはっきりする。
「殺したい」と思うほどの動機はなくても、「困らせてやりたい」程度の動機はあったんだから。(祭りの準備を巡る、他の住民とのトラブル等)

ただ、これだと、障害致死なので死刑はあり得ない。

俺は、もともとこの裁判は、「殺人」か「障害致死」かを争うべきものだったと当初から思ってた。
それを、「死刑(有罪)」か「無罪」かの戦いに持ち込んだのは林真須美(と、その弁護団)である。ある意味自業自得なのだ。

もし、この法廷戦略を真須美自身ではなく、弁護団が考えたのだとしたら、そこは少しだけ林真須美に同情するな。

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