OpenSSL のインストール

他サーバのWebサイト(PHP)から結果を取得して、それを編集・表示させる CGI を組まないといけない。
こういう時は Perl で LWP モジュール使って作っちゃうんだけど、調べてみると、実行予定のサーバに SSLeay モジュールが入ってない・・・

アクセス先が、https プロトコルなのですよ。なので SSLeay 必須。

ということで、Crypt::SSLeay モジュールをインストールしようとしたんだけど、include する OpenSSL の header ファイルとかも入ってないので、それも用意しないといけませんぜ。

OS が CentOS なので、RPM で openssl-devel とかを入れるのが「Linux 使い」の王道なのでしょうが、わしは FreeBSD の人なので、最新の OpenSSL をソースから make することに。
つか、FreeBSD なら、標準で header ファイルも入ってるよなあ。(^^; やっぱ、Linux 系OS は「クライアント OS」なんだよなあ。
ま、いいけど。

# wget http://www.openssl.org/source/openssl-0.9.8k.tar.gz
# tar xvfz openssl-0.9.8k.tar.gz
# cd openssl-0.9.8k
# ./config -fPIC shared
# make
# make test
# make install

これでインストールは終了。

この後、/usr/local/ssl/lib/ を共有ライブラリのパスに追加しておくこと。
これを忘れてたので、この後の Crypt::SSLeay モジュールのインストール時にバタバタしてしまった。(^^;

まず、/etc/ld.so.conf.d/openssl_0.9.8.conf という名前で、中に、
/usr/local/ssl/lib
とパスを書いたファイルを作成。

で、ldconfig コマンドを実行すれば、このパスが共有ライブラリのパスに追加されると。

これで、OpenSSL のインストールはばっちり終了。
もとからインストールされている OpenSSL 0.9.7a とも共存問題無し。

# /usr/bin/openssl version
OpenSSL 0.9.7a Feb 19 2003
# /usr/local/ssl/bin/openssl version
OpenSSL 0.9.8k 25 Mar 2009

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このページは、shinodaが2009年9月 3日 13:53に書いたブログ記事です。

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