100円ショップのクリアホルダー

090128_104702.JPG100円ショップ好きの人の中には、「100円ショップの商品も、普通の店で売ってる商品も全然違わん」とか言う人もいますが、いーえ、商品の質は明らかに違います。(笑)

多分、そういうことを言う人は「実際には100円ショップの商品しか知らない」か「質の違いがわかるほど使い込んでいない」かのどちらかでしょう。

もちろん、中には同じものもあるでしょう。実際、倒産したメーカーの商品(本来は数百円で売るもの)をごっそり安く買い付けて、100円ショップで販売している例もあるし。
でも、それは例外。

「基本的に100円ショップの商品はほとんどが値段相応の商品」なんだけど「中には良い物もある」だけの話で、決して「どれもこれも普通の店で売ってる商品と一緒」ではない。「一緒だよ」と思ってる人も、「質の悪さが出るほど使い込んでないだけであることが多い」ということ。

で、クリアホルダーの話である。

100円ショップのクリアホルダーは薄い。これは明らかで、実際、普通に文房具屋で買うクリアホルダーは一枚 25g 程度の重さがあるが、100円ショップのものは 22g しかない。3g 分、薄いってことだ。
実際、普通のクリアホルダーより曲がり易いしね。

いや、駄目だと言ってるわけじゃあないのだ。
実は100円ショップのクリアホルダーが活躍する場がある。
郵便物の保護だ。

お客さんのところに資料を郵送するとき、そのまま裸で封筒に入れちゃうと郵送の途中で細かい折れ目が入ったりしちゃうことがあるので、クリアホルダーで挟んで入れるのだが、ここで 3g 軽いことがプラスとなる。
A4の封筒にクリアホルダーに挟んだ A4用紙を入れると、ちょうど料金が 120円から 140円に変わる 50g 辺りの重さになるのだ。けっこうぎりぎり。3g の違いが大きい。
確かに 100円ショップ品の方が薄いんだけど、まあ、束にしたときのゴムや、郵便屋さんが掴んだときなんかに折れなきゃいいくらいの話なんで、強度的には十分というか。

つまり、100円ショップ品のしょぼさが生きる場だってあるんだから、100円ショップに恥ずかしさを感じて、「100円ショップの商品も、普通の店で売ってる商品も全然違わん」なんて主張する必要はないんよ!・・・ということが言いたいわけだ。
「品質に違いがないから」なんて嘘をついてまで100円ショップの品を買うのは恥ずかしいことだぜ・・・ってことが言いたいんであります。

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このページは、shinodaが2009年1月30日 01:21に書いたブログ記事です。

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