年末の12/30は友人のN君といつものように岩国駅前で一杯。
最初は「花の坊」へ。
駅前の小汚い雑居ビルに入っている店ですが、良い酒を飲ませてくれます。
この日、最初に大将が奨めてくれたのが、創業900年、現存する日本一古い蔵である須藤本家の「郷の誉(さとのほまれ) 純米吟醸酒」。
「200本の限定品で、各県に 6本ずつしか割り当てがないんですが、うちは倍の12本仕入れているんですよ」と若干自慢げ。(各県に 6本割当で200本限定じゃ数が合わんがな・・・と思ったけど、つっこむのはやめておいた(笑))
「東京では一杯 3,000円くらいで出てる酒です。うちは 1,550円でお出ししてますよ。ほとんど利益は乗せてません。」と強く奨めてくる。(でも、黒吟なら一升瓶で 5千円くらいなんで、一杯 1,550円で普通のような気が・・・(^^;黒吟じゃないんかな?)
「でも、高い酒飲めないしぃ」と渋る俺たちに、(俺らが旭酒造の次男坊と同級生という話をしてたので)「獺祭が真似ているのがこの酒ですよ。」と更に追い打ちを。
根負けしました・・・(^^;
それと一緒に大将が奨めてくれたのが「笹の川 大吟醸原酒 天龍の如く」。これも一杯 1,550円。
結局、一杯ずつ頼んで、飲み比べてみることに。
う~む、どっちも美味いけど、郷の誉の方が好みだな。澄んだ優しい味がする。口の中いっぱいにほわ~っと吟醸香が広がる感じ。値段に見合う味だな。
笹の川の方も美味いんだけど、味が四角い。(なんちゅう表現や(^^;)
しかし、花の坊の大将。以前は木訥とした印象だったが、いつの間にかえらく商売上手になったなあ。(^^; やはり不況の影響で客足が減っているんで、積極的に営業することにしたんだろうか???(^^;
須藤本家
http://www.sudohonke.co.jp/index1.html
笹の川酒造
http://www.sasanokawa.co.jp/
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