先週日曜日(1/11)は「とんど」(地元の人は「どんど」と言うけど)があった。
以前は上祖生でも色々な部落(地区)でやってたようだけど、今は平畑地区だけが開催している。一時はすっかり途絶えていたのを、平畑の有志が数年前に復活させたものだ。つまり、一時期、上祖生から「とんどの火」は完全に消えていたわけだな。
平畑でとんどを復活させたのは、他の地区には夏の盆踊りがあるのに、平畑には無いからだそうだ。
上祖生には、末元(末北・末南)、別所畑(別西・別東)、平畑(平前・平本)の3地区があるが、そのうち、別所畑と末元は、それぞれ夏に地区の盆踊り大会を開く。平畑にはそれがない。
「今更盆踊り大会を開くのも芸がないが、しかし、地区のみんなが集えるような行事がほしい」故のとんど復活だったのだそうだ。
いやあ、でも、とんどを復活させたのは当たりだったよ。
俺が住んでるのは別所畑だけど、壊した門松や正月飾りを持って参加しちゃうもんね。
今年は三連休の中日だったせいか、それとも今年一番の冷え込みだったせいか(小雪ちらついたし)、はたまた他に理由があるのか、何となく昨年より人が少なかった。
俺は昨年同様、とんどに火が点くと同時に、幼なじみのO君と燃える火の前で立ったまま酒盛り開始なのである。
俺もO君もそこそこ飲めるほうなので、「街の女を嫁にもらった田舎の長男坊が如何に嫁と舅(姑)の間で大変な気を遣っているか」など熱く語り合いながら、次々に杯を空けていく。
岩国にも、五橋や金冠黒松という美味い酒がいっぱいあるからな。
いつの間にか会場はビンゴ大会で盛り上がってるけど、俺ら二人だけずっと火の前で酒ですよ・・・(^^;
それぞれ一升ずつくらい飲んだところで、会場には俺たちの他には後片付けをする平畑の人たちしかいないことに気づく。
ああ・・・今年もやってしまった。(^^;
ほとんど何も食わず酒ばかり飲んでいた中年男子二人は、手にしていた竹の杯を焚き火の中に投げ込むと、逃げるように会場を後にしたのでした。
家まで2~3百メートル。
さすがに酒がまわってきて千鳥足だ。
今年もO君は家に帰ってから嫁さんにこっぴどく叱られたんだろうなあ。
去年も、後日奥さんから「あの日はもううちの人はぐでんぐでんに酔ってて・・・駄目、駄目でした・・・」とか聞かされたもんな。
かくいう俺も、この日は終日「気持ちわるぅ」とか言いながら寝てたのでありました・・・
とんど最高!(ん?主旨が違う?(笑))
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