町から去っていく人

結局、東京から玖珂に帰ってきていた友人・ヒゲとは会えず。今日の昼に、仕事で九州へ移動してしまったようだ。
ま、何しろ土日も出勤しているような状態なので、残念だがあきらめた。

しかし、別の友人とメールをしてて、「もう、親がいなくなっちゃったのなら、この先ヒゲが玖珂に帰ってくることは一生ないかもしれんなあ」という話になってハッとした。

そうなんだよなあ。今まで考えたこともなかったけど。

盆や正月になると、遠くにいる中学、高校時代の友人たちが帰省してくることを当たり前と感じていた。何年かに一度かもしれないが、それでも必ず帰ってくるものと思い込んでいた。

だから、ヒゲなんかと十数年会ってなくても、今度の正月にでも連絡してみるか・・・みたいな「余裕」があったんだよな。
でも、両親が亡くなって帰省する場所が無くなれば、当然帰ってはこないわけで、兄弟でもいて、親の墓の面倒を見てくれるのなら、ほんとに帰ってくる必要って何にもなくなるわけで。

初めて、「もう一生ヒゲにも会えんかもしれんな」と思ったよ。
そして、すごく寂しかったなあ。こんな風に、もう一生会わない人間がこれからも出てくるんだなあ・・・と思ったら。遅ればせながら、43歳にして初めてそのことに気付いたよ。(^^;;;

ま、ま、ヒゲの場合は東京在住だからな。
IT系の仕事を続けていれば東京に出張することもあるだろう。彼とはそのときにでも一杯やることにするよ。

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このページは、shinodaが2009年3月 2日 14:20に書いたブログ記事です。

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