江波巻きは、海苔巻きとおにぎりの中間のような存在で。
つーか、海苔巻きと手巻き寿司の中間かなあ。
きゅうりとかおしんこではなく、おかか(鰹節)や鮭フレーク、梅干や、佃煮の海苔や、あるいはちりめんじゃこであったり広島菜の漬物であったり、そういうものを海苔巻きの要領でぐるぐるっと巻いて、中身がこぼれないように両端を閉じたものである。
酢飯じゃなく普通のご飯でね。
わかるかなぁ?だから、海苔巻きとおにぎりの中間と言うのだ。
んで、それに、恵方巻きみたいにパクっと食いつくのである。
どうも、江波では牡蠣打ちが盛んなので、その作業中に片手で簡単に食べられるように考え出されたもののようである。
この間、観音で深夜のサーバ設定作業をしたときや、今日のようにこんな時間まで残業するときに嫁さんが作ってもたせてくれるのだが、これが美味い。
自分の好きな具をまとめて巻いてもらえるので、なんとなくちょっと豪勢な山賊むすびって感じで。
でも、食べる場所を選ばないとな。
今日はお客さんとの打ち合わせの帰りに、三井ガーデンホテルの前の緑地帯で、歩道を行く人たちから隠れるように木立の陰で食べたのだが、ちょっと惨めな気分になったな。
俺は平気で天下の往来でおにぎりが食える男なのにな。もしかしたら、江波巻きのフランクさを恥じてしまったのかもしれん。
まだまだ心の修行が足りんよ>俺
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