自宅 PC の RAID-1 ディスク壊れる

090404_001136.JPG自宅に帰ってみると、電源入れっぱなしの俺マシンがブルースクリーンに。
ああ・・・何年ぶりかで見たなあ。Windows のこの画面。

原因は、HDD の不調だった。

データドライブとして、BUFFALO の HD-W1.0TIU2/R1 という外付ハードディスクを付けているんだが、そいつの障害。

500GB の HDD が 2本内蔵されていて、1TB のドライブとして使うか、500GB の RAID-1 ドライブとして使うか選択出来るようになっており、仕事関係の諸々のデータを納めるドライブだから、当然 RAID-1 を選択していた。
その 1本目の HDD の方が壊れたようだ。

筐体前面のランプ状態を見ると、1 の数字が赤色点灯している。

最初、電源を入れ直しても OS がドライブを認識せず「まっじー?」な状態だったんだが、もう一度電源 OFF/ON したら認識した。怪しいぃ(^^; 相当やばい状態?
取りあえず、250GB の USB HDD に大事な物をバックアップ中です。
RAID-1 の故障ディスクの交換もしなくちゃな。

HD-W1.0TIU2/R1 を導入したのは去年の 5/17 なので、まだ一年は経ってないけど、ま、RAID-1 だし、こういうこともあるじゃろう。
自宅で1,2台のパソコン動かしてるだけのヤツにはわからんだろうが、「RAID-1 のディスクは良く壊れる」は紛れもない事実だ。

いや、まあ、何年もノントラブルで動く物の方が多いんだけど、以前、10台くらいの RAID-1 構成のサーバ動かしてたときは、そのうちの 3~4台が 1年前後でディスクトラブルを起こしてた。ディスク交換してもやっぱり同じようなサイクルで障害が発生していたから、RAID コントローラの方に問題があるのかもしれないし、熱の籠もりやすい筐体の形をしていたのかもしれないし、原因はわからないのだけど、実際に RAID-1 のディスクは壊れやすい。

その頃、何年もノンストップで動いている FreeBSD サーバが何台もあったが、RAID-1 構成ではないドライブの障害って、購入後 2ヶ月でお亡くなりになった SCSI ディスク(バルクじゃない、ちゃんとした日本メーカー製)が 1台と、あとは 1~2台、あったかないか・・・

ただ、それによって「RAID は必要無い!」なんて言うヤツは馬鹿だ。
HDD は消耗品だ。長く使っていれば、いつかは障害が発生する。
5年間、問題なく動いて障害を発生させる非RAID の HDD より、1年ごとに壊れる RAID ディスクの方が良い。

HDD の中身は日々更新されている。いくらバックアップを頻繁に取っていても失われるデータは発生する。RAID 構成をとっていれば、それらのデータを救える確率は上がる。

実は、俺っちも2代(台)前のメインマシンで HDD が飛んで、バックアップから 9割方のデータは復元出来たが、直前まで編集していたソース(ちょうど神が降りてきて、すばらしいコードを書いたところだったのに(笑))、編集前の甥っ子のビデオデータ、落としたばかりのエロ画像など、大切なものをたくさん失ってしまった。

自分がたまたま HDD 障害に出くわしてないからと「一般ピープルに RAID がいるかよ!」なんて知ったかぶりなことを吐く馬鹿には、「世間知らずの甘チャンめ」という言葉を贈ろう。反対に、「RAID のデメリットがあんのかよ?」と問いかけよう。
「俺はランニングコストを気にするような貧乏人ではないぞ。さあ、コスト以外のデメリットを述べよ!」と。

少なくとも、今回俺が失ったデータは今のところゼロだ。
これだけでも、RAID 構成を取っておいたことが正だったということが証明できている。
(ホットスワップにしときゃ、尚良かったけどね(笑))

明日、交換用の HDD を買いに行って、地道にリビルドしよ。

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このページは、shinodaが2009年4月 4日 08:01に書いたブログ記事です。

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